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どれほどの速さで生きれば

桜前線の北上に合わせて新海誠監督の『秒速5センチメートル』がリバイバル上映されているので、映画館に足を運んできました。


15年越しに

『秒速5センチメートル』は「桜花抄」、「コスモナウト」、「秒速5センチメートル」の3部作から成る約60分の短編集(それぞれ主人公の中学、高校、社会人を描いています)です。悲恋もの、結ばれないなどネガティブな意見も出てくる作品ではありますが、センチメンタルな気分に浸りたい時に繰り返し視聴しているアニメです。タイトルは桜の花びらが落ちるスピードを意味しています。

最初に観た時は学生の時でした。友人宅でお酒を飲みながら視聴し、背景の美しさ、心理描写、音楽に強く引き込まれたのを覚えています。特に「桜花抄」、「コスモナウト」が胸に刺さりました。同時に映画館で観たかった~と思っていたので、約15年越しの夢が叶いました。

作中にも登場した参宮橋公園

どれほどの速さで生きれば

それだけ年を取ったので、最終章の「秒速5センチメートル」に一番感情移入して観るようになりました。仕事に打ち込んでボロボロになる所とか特に。

映画館でクリアポストカードを受け取りました(入場者特典)。満開の桜とキャッチコピー「どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。」が描かれている本当に春がよく似合う作品です。

左が入場者特典

コミカライズもされていて漫画の最後_特に社会人編の「秒速5センチメートル」が掘り下げて描かれて、主人公が立ち直る(やりたいことが見つかったりする点など)シーンが嬉しいですね。

何度も視聴していますが、今日も大切なことを思いださせてくれました。
感傷的になっているので、もう少しお酒を飲んで寝ようと思います。

来年は晴れの日にお花見に行けますように

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