口が先走る

コロナ禍を経て人と話すのが下手になった気がする。
人と話さないようにすることを強いられ、リモートワークが普及して、人と話す機会が減ったのは事実。


ほぼリモートワークの中、久しぶりに出社し、上司と面談。
特に詰まることもなくスムーズな会話が出来たと思う。
それなりに和やかな雰囲気で問題なく終えた。

その後、ふと思い返す面談の内容。

しっかり考えて受け答えした部分は良いとして、
「なんであんなこと言ったんだろう…?」と思う節も。
単純に勘違いしていてあとになってそれに気付いた点もあれば、
考える間もなく口が勝手に発してしまったような言葉もある。

なんだかぞっとした。
勘違いしていることをそのまま話している自分も怖い。
だけど、それより…
口が先走って放ってしまった言葉が怖い。
考えれば考えるほどに恐ろしい。

面談の場面ではないものの、自分の口から出た言葉を自分の耳で聞いたことで、自分の気持ちを理解して驚いたこともある。
この場合は、自分の気持ちを確認できたという良い点があったから悪いことばかりではないのかもしれないけど。

でも、一度言葉にしてしまうともう戻せないのは事実。
「口から出まかせ」のつもりはないけれど、調子の良いことばかり言ったり嘘つきになったりしてしまうリスクがある。

なんとかしないと。

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