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PMS期は別人格ということで

PMS=生理前不調のこと。
私が10~20代の頃に比べたら、認知度は高まったと思う。
が、まだまだの印象。
そのへんの男共を捕まえて説明したいくらい。

PMSと言っても、症状は人それぞれだし、
一個人でも軽い月もあれば重い月もあると思っていて、
今月はいつもより元気に過ごせたなと思っても、
来月はイライラが止まらなかったりする。

私の場合、頭痛が辛い・眠気が尋常じゃないなど身体に思いっきり出る時もあれば、とにかくイライラが止まらない・情緒不安定(すぐ怒る泣くなど)など精神面に来る時もある。
もちろん、身体面・精神面ダブルパンチもある。

身体面に来るときはまだいいと思っていて、症状もわかりやすいし、周りの心配にも応えやすい。(仕事中の尋常じゃない眠気はしんどいけど)

問題は精神面。
これって目に見えないし、特に男性には理解できない人が多すぎる…というか、同性でも完全に理解するなんて無理。
そりゃ経験できないんだからわかるわけないとは思うけど、それにしても理解しようとしてくれる人が少ないなと。
(と、ここまで書いて、私の周りだけかもしれないと思ったりもしてますが)


ところで、10~20代の頃、PMSの知識がなかった私。(生理周期にも疎かった)
PMS期の人格を自分の性格だと認識していたから、自分を否定して生きていました。
「私はイライラしやすい」「短気だ」「すぐ泣く」「感情が抑えられないダメな人間だ」「周りに迷惑ばかり掛けている」
正直、死を考えたりする日々だった。

PMSって生理前のほんの数日でしょ?って思うかもしれないけど、
1か月をざっくり4週に分けたら、1週はPMS・1週は生理中(生理痛辛い)・1週は排卵期(身体に何かしら不調)っていうスケジュールなので、本当に「本来の自分」で居られるのは1週間だけなんだよね。。
過酷なんですよ、女が生きていくのは。

最近の私はというと、PMSが酷いという自覚があるし、PMSの知識も持てているから、生理周期も確認して「そろそろ来るぞ」って構えて、ある程度は対処できるようになった。
その時期の自分は「本当の自分」ではなく、「PMSという病気がそうさせている自分」であると言い聞かせて耐えることも出来るようになった。
ある程度は客観視してやり過ごせるようになった。

それでも、たまに耐えられないくらいのイライラが来たり、急に涙が流れたり、叫びたくなったりする時期もある。
そして、そんな時に思う。
誰かひとりでいいから、理解してくれる人がいたらなって。


さて、こんなことを書いている私は、いまPMS期です。
でも「本来の自分」に近い状態であることを確認して書いています。
そうそう、PMS期の中でも波はあるからね。
気持ちが穏やかな時間も少しはあったりします。

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