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瞑想したら腱鞘炎になった話

まー昨今、どのビジネス書とか、自己啓発本でも、「瞑想でメンタル向上」だの「マインドフルネスで仕事を効率化」だの、謳っておりますわね。
そのあとの文言は、「名だたる経営者も!」「あのスティーブ・ジョブズもやっていた!」と続くわけです。

……はい、私、感化されて瞑想はじめました!
参考にしたのはこの本。

過去に何度も、瞑想を習慣化しようとしては失敗を続けていたけど、 1 日 10 分、「毎朝起きたら、顔を洗う前、パジャマを着替える前に、真っ先にやる」と決めたことで、ようやく3 ヶ月続けられている。

■瞑想の効果

今までは、パソコンの前に座って作業していても、数分でTwitterを覗いてしまったり、飼い猫を吸いにいってたりと、部屋には誘惑が多すぎて、落ち着きがない→仕事が遅いという駄目ループだった。

黒猫の「るり」推定8歳。こうしてPC作業を邪魔しに来るのが日課

ところが瞑想を始めて一ヶ月もすると、ざわつく気持ちは安定して、仕事への集中力もすごく上がった。ぶっ通しで仕事できるようになった。

ところが、である。集中力が切れないということは、ずっとパソコンの前で作業をしているということになる。

■指に異変が……
今までは大量にペプシやコーヒーを口に含むことで頻繁にトイレに立っていた。
これが長時間、同じ姿勢で作業をすることを防いでいて、腰痛の軽減に繋がっていると思う。加えて、水分を飲んで新陳代謝を繰り返すのは体にも良さそう(まあ、そのせいでカフェイン過多になり、前回のデカフェに繋がるのだけど)
しかし、瞑想することで集中力が上がり、水分を口に含むことすら忘れてBlog更新に邁進した。
特にニュースまとめBlog、CGまとめBlog的には、コントロールキーと、asczxキーを多用する。
コピペ、切り取り、アンドゥ、こまめなセーブをショートカットキーで
頻繁にカタカタ押す。
すると、そのたびに左手の親指が開いたり、閉じたりを繰り返す。どうもこれが良くなかったらしい。
左の親指が、熱でポカポカするのだ。ほっといて次の日にも酷使していたら、親指の甲の部分に、軽い痺れも感じるようになってしまった。
……こ、これが数多のマンガ家が罹るという、噂に聞く腱鞘炎か!?

■左手用デバイスは効率化に最強なのは間違いない
左手用デバイスとして、キーボードの横にGriffin PowerMateを置いている。これがブラウザ画面のスクロールに便利なんだわ。

※PowerMateはプレミア付いてる古い製品だけど、類似品はこちら

さらに今年、もう一台導入した「XP-Pen キーボード 左手デバイス AC19」がめちゃしっくりくる。

正直チープな作りだが、頻繁に使うショートカットコマンドを登録しておくことで、作業が爆速化した。


だがしかし、便利だからといって左手に負荷をかけすぎた。
かーずSPの更新作業なんて20年間、ほぼ毎日やっているのに、なぜ今、腱鞘炎になったのか。

集中力が向上したことで、同じ作業を繰り返していたことが原因なのだろうと仮説を立てた。というか、これしか原因が思い当たらない。

瞑想はメリットしかない! マインドフルネスで心を整えるのは最強!
そんな風に考えていた頃がありました……。
集中力を高めることは良いことばかりだと思っていたけど、集中しすぎると、別の角度からダメージを負ってしまう。

■結論

瞑想→集中力の向上→長時間作業→指を痛める
なんだこのバタフライ効果。

そういえば作詞家・作曲家の畑亜貴さんがおっしゃっていたことを思い出す。
「集中力を持続させるんじゃなくて、集中力が切れた時に、なるべく早く復帰することが大事」
わかる-!

金属プレートでがっちりホールドしてるので良さげ

まあそんなわけで、瞑想は続けますけど、今後は親指のサポーターを付けながら、かーずSPを更新します!








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