やはりもうここでは住めない
5/25 (木) 曇
朝まで一気に眠れる。
にんにくが必要だ。忘れていた。昨日から少しはなが出ている。コロナはまだなくなったわけではないのだから。
体のことは体に訊く。
動物的本能で考える。または、体で考える。
iPhoneが生きてくれていたことには本当に助かっている。やはり神様は私に必要なものはわかってくれているのかも知れない(📓新約聖書 : マタイによる福音書6-32)。
あり得ないことだと思うが、このあと、万が一、🎹ビクターを置ける部屋が見つかったら。。。そのときはどうしよう?
部屋の引き渡し期限は日々迫ってくる。何もできないまま時間だけが通り過ぎていく。落ち着け。とにかく現状でできることの全てをやっていくしかない。拘置所でぶーちゃんが言ってくれたように。
考えられる限りのことをひとつひとつやっていくしかない。その結果を見守るだけだ。
最善を尽くした後は自ずと結果は決まってくる。
🔥CAMPFIREのスタッフに問い合わせる内容を考える。書いていくうちに考えがまとまっていくだろう。
🏥国民健康保険の特定健康健診のためOクリニックへ。特定健康健診は診察外なので予約が必要で、午後からになるとのことだったが、確認してもらったところ、すぐに受診が可能ということになった。
身長175.8cm、体重60kg。
身長が約2cm縮んでいる!
どういうことか看護婦に訊くと、
「身長が縮むのは、椎間板(骨と骨の間にあるクッションのようなもの)が年齢と共に減っていくため」だという。
「そうなんですね。たいへんショックです。でも訊いておいてよかった」
「笑」
体重は拘留期間中にダイエットをした結果だが、やはり想像していた通り、体重は減り過ぎている。自分としてのベストは63kgだから。血圧は高いままだった。看護婦さんは、
「血圧は本当は家で測ったほうがいいんですよ。病院で測ると、どうしても緊張などの影響で高くなる方が多いんですよ」と言う。
血圧が高いので市から「心電図を取るように」との指示があったらしく、心電図も撮ってもらうことになった。診察の際に「降圧目標について」という紙をいただいた。
確かに現在の私の血圧はかなり高い。ちなみに高血圧の治療は脳卒中や心筋梗塞、心不全などの発症を抑制するために行うと書いてある。
近くのスーパーへ。昼間のアルバイトのみなさんはお元気のようだった。よかった。
駅前で事件のことを思い出す。逮捕されたときのこと。9ヶ月前はここで。そのとき誰に見られていたかわからない。
やはりもうここでは住めない。
そう言えば裁判の時にはマスクをしていたはずだ。ということはあの男は私がマスクをとったときの素顔を知らない。
ひとつ気になることを思い出した。あの日部屋に帰ってきたときに机の上になぜかクレジットカードが何枚か置かれていたこと。警察が調べたのなら、散らかしたままで帰らないはずなのだがよく覚えていない。さらに、机が少し斜めに向いていたことだ。机をわざわざ動かした記憶はないし、警察がそんなことをするとも思えない。かと言って何かが盗まれたような形跡も見当たらない。
ベルトをしなければジーンズが履けない。ユニクロのパンツも。
今日も夕方から山に登る。
すれ違う車に向かって何か文句を言っている男を見かける。9ヵ月前の俺もまさにあんな奴だった。
俺は本当なら今ごろ更生保護施設にお世話になっているはずだった。
こんな時間はなかったはずだった。家主に感謝せずにはいられない。家主の代理弁護士とは駆け引きなしで誠心誠意お話しするしかない。
CALL4、IPJのサイトにアクセス。CALL4にはとても興味深いプロジェクトがあり、しばらくの間釘づけになってしまう。
🔗受刑者にも適切な医療を!刑務所医療過誤事件
🔗無実で約1年勾留「人質司法」問題をただす
✏️CALL4 👉自治体相手、民事訴訟限定
✏️IPJ(イノセンス・プロジェクト・ジャパン)👉 刑事裁判
~📰2022.12.8 読売新聞 夕刊~
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