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太陽が双子座にはいったから神話と3分割傾向

2022年は5月21日10時23分小満
草木が茂ってあらゆるものが伸びていく季節
そして同じここから
太陽が双子座に入ります。

双子座の皆さん
お誕生月おめでとうございます。

ということで双子座特集です。

よかったら双子座以外の方もおつきあいください。

それでは今日もまず神話からご紹介します。

*今月の太陽星座別テーマ(今月の運勢)は
こちらから http://karula.ryuse.jp/

双子座神話~母レダを懐妊させた白鳥

双子座の主役は双子のカストルとポルックスと
聞いたことがある方も多いとは思いますが
実は兄弟はこれだけでないのです。
ここは以外と知られていないのですけどね。

彼らの母は、スパルタ国の王妃レダといいます。
スパルタといえばスパルタ教育とかいいますが
実際スパルタに生まれた男の子は
幾多の試練を経て戦士へと育てられると
かなり早い時代から
国から厳しく主に軍事教育をされたから
そこから来たそうですね。
だからこの双子もあと後お話しますが
なかなかの戦士になるのですが

そのスパルタ国の王妃レダはとても美しかったようです。
そしてもうほぼ毎回出てきてませんか?
全能の神ゼウス、またしてもレダに目をつけます。
また策略を練ります。
でも今度は独りではなく
なんと愛の女神アフロディーテに協力を依頼したそうです。
諸説あるにはありますが
一応今日はこのエピソードにしておきます。
でどんな協力かといいますと
ゼウス自身は白鳥の姿に変化して
アフロディーテには鷲になってくれと
そして海辺にいたレダの前に二羽でまいおり
白鳥であるゼウスを追い回してくれという作戦です。
白鳥が鷲に追われているのをかわいそうに思ったレダは
両手をひろげて白鳥においでといって
抱いてあげたんだそうです。
そしたら、人懐っこくじゃれてきた白鳥
レダがあら?と思ったら、
ほら、即座に子どもをつくるゼウスでした。

星座には白鳥座というのもありますが
この神話には2種類ありますが
そのうちの1つはこの時のゼウスの白鳥の姿とも言われています。

卵で生まれたのは四つ子

さてレダは勿論、懐妊しておりました。
そして、なんと2つの卵を産みました。

これだでもびっくりですが
1つ目の卵からは
兄カストルと姉クリュタイムネストラ
2つ目の卵からは
弟ポルックスと妹ヘレネ

このヘレネはかの有名なトロイア戦争の発端になり
更には美術絵画などでも有名な
女神たちの誰が一番美しいかをきめる
パリスの審判という神話にも関係しています。

ここはおもしろいのでまた
後日神話だけをお話したいなと思います。
今日は双子の方だけにしますね。

なので結局、男2人女2人の四つ子なのです。

父が違う双子の死と不死

さて、レダはゼウスに子を宿す前に
既にスパルタ王とも結ばれていました。
ですから、一つ目の卵はそのスパルタ王の子ということに
なっています。人間の子です。

そして二つ目の卵の
ポルックスとヘレネが ゼウスの子
神様の子です。

いっぺんに異父兄弟がうまれました。ネコみたいですね。

ちなみに名前の呼び方はギリシャ神話ローマ神話などで
それぞれ違いますが
今日はこの呼び方にしておきます。

そしてその後双子の男子は
先に申し上げたように
スパルタに生まれたものらしく
一緒にアルゴ号探検隊に参加したり
とても強かったらしいです。

でも、ある時いとこと争いになりました。
そして、兄のカストルが
相手の矢に当たって死んでしまいます。

弟ポルックスもたくさん矢を受けたのですが
彼はゼウスの子なので不死の体でした。

更にはゼウスも手伝ったとのことで
その戦いには勝ちました。

でも兄はもう戻ってきません。
ゼウスは、兄のカストルを天上界に連れて行って
神の一員にしよう、といったそうです。
でも弟のポルックスはお兄ちゃんと一緒じゃないと嫌だ
といいます。

そこでゼウスはカストルにポルックスの不死の力の
半分を与えて、1日起きに天上界と人間界でくらしたそうです。
そしてやがて双子座として空にあがった
というのが双子座の物語です。

神話から見る双子座の傾向

占星術での双子座は
よく二面性があると言われますが
この天上界と人間界で1日ごとに過ごすという所や
それぞれの父が違うとか
ひとりが不死で独りが違うというような所にも
表れているのかもしれません。
これが同じ人の中にあるということですね。

そして例えば双子座の男性が雄々しいというよりは
やさしかったり、やわらかい軽やかなイメージがあるのは
エレメントが風だからというだけでなく
もしかしたら本来は女性もふくめた4つ子だから
両性具有のバランスの良さなのかもしれません。
勿論、これは双子座女性に対しても言えることで
グラマラスで官能的といよりは
スマートで知的、
さっぱりした気質も持ち合わせている方が多いような気がします。

ただ迷いが多いと言われることもあり
それはやはり、1日ごとに地上と天界を変わるように
地に足をつけて現実的なことと
飛び回るようなつかみどころがないようなものを
求める両方の自分の葛藤のようなもののため
かもしれません。

キーワードはI communicate われ、伝える
異質のものや結び付けたり
マルチな才能、ユニークな発想
言葉選びや創造性も目立ちます
象徴される数字は5
守護星は水星
語学、商業、情報、法律、マスコミなどに強いと言われる星座です。

双子座3分割しての傾向は音声で

とはいっても
今回も太陽が牡羊座にあるというだけで
星読みは他に少なくとも10個の星はみますから
それらは考慮していないお話です。
でもそれでもちょっとだけ近づけるかなと
30度あるひとつの星座を3分割して
その傾向を添えておきます。
こちらは音声配信をお聞く下さい。

https://stand.fm/episodes/6284a2ce4faa5d0006f8c367

風の時代と言われている現在
風のエレメントに属する双子座は生きやすい時といえます。
持ち前のフットワークの軽さや
発想の豊かさで楽しい一年になりますように
心からお祈りしています。

ということで今日は双子座についてでした


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