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夢の実例「本の題字が生き物みたい」解くポイント紹介

さて、今日は、stand.fmで、
夢に関するお尋ねのレターをいただきましたので
そちらにお答えしたものをテキストにしました。

頂いたのは子育て×読書体験ラジオの
子育て×読書術研究家さんです。
noteでも記事を公開してくださっています。

こちら

いつもたくさんの本のことを
お話してくださって
新しい視点をくださる子育てパパさんです。

夢の内容

内容は一部省略しましたが
このようなものでした。

私「夢」は全く覚えていないタイプでございます。
昨年も1つだけ年始に見た夢だけであとは何も覚えておりません(笑)

そんな今朝ですが、初夢を見て・・・そのまま
初Liveまでボタンを押しましたが・・・

書籍も小脇に抱えている夢を見まして・・・
そして足元に書籍を落としてしまったのですが、
落とした書籍が5冊、どれも同じ装丁でございました。
「人類学とは何か」というティム・インゴルドの書いた書籍です。

ところがタイトルのところはまるで生き物の様に動いていて
読むことが出来ない・・・という謎の夢でございました(笑)

この意味するところは・・・!?

とても子育てパパらしい夢です。書籍の夢です。

そこで、一般的なお話ですが、
この夢を考えるとしたら、どんな風にアプローチをするかという
そんなお話をさせていただきました。

また、そんな内容でのお答えでもいいですか?と
子育てパパさんにお伺いして
ご了承いただいたので、その際に
一つだけ質問をさせていただきました。

それはこの「人類学とは何か」という書籍の装丁の確認です。
ここがポイントかなと思ったので
検索して確認をしました。

そうしたらその流れで

5冊きれいに並びました(扇型?)。
見覚えのある装丁なので「人類学とは何か」だと
直ぐに分かりましたが、
書籍のタイトルは生き物の様に動いていて
読み取ることができないという内容でございます💡

と、子育てパパさんから、さらにお返事をいただきました。

また、子育てパパさんご自身は
初ライブという配信の中で
この夢が示唆するかもしれないと思うことを
ずっとお話くださっています。

リンクを張っておきます。
お聞きいただくとなるほどと
思われる所も多いと思いますので
これは是非直接お聞きいただきたいと思います。

この本を読んで思ったことや、ここから連想されること
また作者からの関連など、を展開なさっています。
これは夢と解く時にとても大切なラインです。

ただ、夢には2層3層の意味があることも多いので
他の層を探してみたいと思います。

着目した点

ただ先にもいいましたが
私がこの夢をきいて一番初めに知りたかったのは、
この書籍の装丁です。表紙のデザインです。

ここで一つ申し添えておきますが、
注意しておきたいこととして
こんな時、単に「本」ってどんな意味だろうと
簡単に考えないようにしてください。
まずは子育てパパさんご自身のように
この書籍の内容と、それが自分にとってどうであるか
まずはお考えいただきたいと思います。

ただたまにタイトルからの言葉遊びのような
意味合いが含まれることもあるので
ふんわり柔軟な思考も大切にしてください。

さて、夢の中身に戻りますが
はじめのレターを頂いた時には、
同じ装丁の本が5冊って
よく覚えていらしたなと思っておりましたら、
それは、扇型のようにきれいにならんでいたからなのですね。

何冊かばらばらと落ちていたら
曖昧なことも多いですが、
そういうことだったのかと思いました。

こうなると例えばまず
扇型、扇状から何を想うかも
考えていただきたい所です。

もし、普段から扇が身近な方なら、
その活動を思い出すかもしれませんし、
形から、自分を囲むものなどと連想する方もいるかもしれませんね。

あとは、例えばタロットカードやオラクルカードを
なさる方なら枚数は違いますが
扇の形にさっとカードを広げることを思いだすかもしれません。

ともあれ、それぞれの連想したそこからまた、
さらに深めていく作業をします。

ただこの時に、誰かに聞いていてもらうことは
とても助けになります。
これにより、自分では正解を語っているのに気づかないまま
通り過ぎているということが減ります

落ちた本の意味を考える

さて、つづいては何よりも大きな夢の特徴、
「生き物の様に動いていて読むことが出来ない」
こちらについてです。

読もうと思っても読めない、それはもしかしたら
今は、文字や言葉で考える時ではない
ということかもしれません。

これは一つのアイディアですが、
頭で考えすぎていることがないかを
振り返って見るのも良いかと思います。

そして本を落したわけですが
小脇にかかえていつも一緒、
特に子育てパパさんにとっては書籍は
とても愛してやまない大切なものでしょう。
それが足元におちるわけです。

この本を、また手にしたければ
かがまなくてはいけません。

それは地、地面にちかづくことになります。
頭の方=上の方が知性の知、
足元の方=大地、本能や感覚や
感じることであったり
そんなことをさす場合もあります。

とにかく、立ったままでは大地・土には触れられません。
落ちた本を拾いたかったらしゃがむ
⇒頭の位置がさがる⇒思考からはなれる
⇒大地に触る⇒本能や感覚・感情などに触れる…
そんなことも考えてみるといいのかもしれません。

また、実際の大地とのつながりということも
ポイントになるかもしれません。

本のデザインから考える

そしてこの本の装丁、先にも記しましたが
お話を聞いた時に、装丁に特徴があるのではないかと
思いましたので調べました。

(ヘッダーのものがその一部です)

私から見れば、ほぼ絵という印象でした。
表紙には木がたくさんかいてあり
男性がトナカイ?なにでしょう、へらじか?
何か動物と一緒に男性がいます。

木の間に少し空いた道、少し筋道がついたような所
けもの道を歩いている感じでしょうか。
でもほとんどが森、
森は無意識の中そのものです。

これも自分の深い所を探検していくイメージかもしれませんし
何より、子育てパパさんがこれを眺めて
何を想うのかが一番お伺いしたい点になります。

5冊という数・5を考える

次に、本が5冊とのことですから、
これも本当は、子育てパパさんにとっての5とは?とか
この頃5つの何かを考えたことはりますか?とか
いろいろ連想してもらいたい所です。

それを振り返ればまた別の層の意味が出てくるのでしょう。

また、これも一般的なお話ですが
一般的に5というと
折り返し、事態をかえる、五感の5、
或は、男性原理を暗示する3と女性原理の2
このふたつの統合
父性と母性でもいいかもしれませんね。
他には同じパターンから、
知性と感情、理性と本能のバランスや融合
自分のその二つをこれからどう変えていくかとか
バランスするなど。そんな意味合いもあります。

他には五行(木火土金水)や小宇宙、自然との調和
という意味もありますが、
それはもしかしたら地球規模の将来ともとれますが、
まずは自分の内面にことが大切だよということかもしれません。

このあたりで、
自分にとって何かピンとくる所はあるかななどを
考えてみるのも良いと思います。

(補足ですが、ここでいう男性原理女性原理は
いわゆる男女差別というようなものではなく
みんな両方を持っているものです。
単にいい方として名前が付けられたようなものです)

生き物のように動いて読めない題字

さて最後にもう一度、
文字が生き物みたいに動くについてですが
これは、先に挙げたような物事が
変容中なのかもしれません。

今回の内容の音声配信はこちらから↓

また、ちょっとこの夢の先を
想像してみるというのも面白いと思います。

扇状に広がった本を拾うために
しゃがんで一冊ずつ手にとる自分がいる、と
イメージしてみます。

そして、読めない文字ではなくて
絵をみつめたり、
自分の中の深い所や五感を感じてみると
1冊、そしてまた次の1冊…と5冊分の
自分へのメッセージが出てくるかもしれません。

また、例えば神様の声が聞こえるというような時、
それは一音一音、耳に響いたり、耳で聞いているのではなく、
心にダイレクトに飛び込んできて伝わるようなこと
あるかもしれません。

音ではない、文字ではない、
そんな受信の仕方に似ているのかもしれません。

また、他には文字文化で伝わったようなものではないもの、
伝承、口伝
などで、今の時代に伝わるものへの興味や
そのようなものとの縁という暗示もあるかもしれません。
何かその辺りに「大切だ」と思うことがあるかもしれません。

この書籍のテーマである「人類学」は
とても幅広いものを含むにではないかと思います。
社会、言語、習慣、民俗学や考古学、芸能など
ありとあらゆるものが含まれるでしょうから
今までとは少し違うものを
もっと取り上げる場合もあるかもしれません。

装丁の森から連想する

それから勿論、装丁にある森=自然の中で過ごす、
これについても関わるかもしれません。

またお子さんのことを考えると
これからの世界、安心して楽しく過ごせる世界に
してあげたいと思う時、
森や自然への想いが沸いたり、
ご自身が次世代に何を伝え、
何を残していくのかとなど
そんなことを思ったりすることもあるのかな、
なんてことも、個人的には思いました。

結びに

ということで、今日は、ご本人以外には
だから何?というような、
結論には至らないお話でしたが
子育てパパさんは
この辺のことを頭のスミッコにおいていただくと
ふと「ああ、これかも」と
思うことが出てくるかもしれませんし、
他の方は、夢へのアプローチの参考になれば嬉しいです。

そして後日談になりますが
今回の配信の翌日、子育てパパさんには
この私の配信分のご紹介をいただきました。

音声配信はこちらです。
よかったらこちらもどうぞ。

今日も最後までおつきあいただきありがとうございました。

そして子育てパパさんありがとうございました。

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