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粘り勝ち『に』したい

毎朝ブログのようなものを書くと決めたのに。
全然書けません。

とりあえず時間ができて気が向いたので、ブログではなく日記を書こうと思います。

数日前。女の子に告白した。
ずっと好きだったこと。付き合ってほしいこと。



彼女に会ったのは、季節外れの服がなんとか着こなせる12月の始め。
仲の良い友達のインスタを眺めている時に、不意に出てきた彼女。
友達にお願いしてなんとか連絡先だけつなげてもらった。

そこから話を続け、なんとか会う約束をつけた。
当日は、服の選択ミスなど全く気にならないほど、楽しい時間を送った。
会う前から好きになってしまっていたが、会ってから恋の深い沼に落ちてしまった。
何度か会ってクリスマスが近づいてきた。

そして、クリスマス一週間前、ついに告白の日。
勇気を振り絞って別れ際に思いを伝えた。

まだ完全に互いのことを知れてない。両者が就職活動中で、恋愛に気をもみたくない。
まあつまり振られた。
それなりに納得できる理由で、それなりに今後の可能性を残した言い方で、僕を傷つけないよう断ってくれた。

しかし、頭がおかしい僕たち二人は、振られた次の日に一緒に勉強し、クリスマスも遊んでしまった。今考えるといかれてる。尋常じゃない。(笑)

さてそこから時は流れ、5か月後。
あのクリスマスの日から、LINEの返信スピードはまちまちだが、終わったことはほとんどない。だらだらどうでもいいLINEを毎日続ける日々。
彼女にとって僕はただの男友達。暇つぶし。常につながっておける都合のいい人。
そういう存在だったのだろう。
一方で僕はというと、人生最後の部活動の大会、人生を見つめ直すべき就職活動という重要な出来事を控えているのに、返信が来るたびに機嫌が良くなるという盲目的なことをしていた。恋という沼にぬけぬけと自分から突っ込んでいき、光の見えない毎日、いやわずかに、そしてときどき差し込む光を頼りに、衝動的に生活していた。この沼に光はないというのに。
(月1で飲みに行ってました)



この沼に光は存在していた。

5月、ほぼ初めて彼女の方から、散歩と勉強のお誘いがあった。
しかも急に、である。嬉しくなってつなげてくれた友達に報告した。そういえば、この友達には、部活動で会う(週5日)たびに報告していたが。(笑)

それから彼女との仲は、急速で縮まった。もともとどうでもいい会話を永遠続けていたが、何か誘いづらい雰囲気が存在していた。誘ったときに断られたこと(花見や飲み、散歩の誘い)もあった。でもそれ以上に、自分自身に自信がなく、断られたらどうしようという自分がいて、傷つきたくない自分がいた。そりゃあ、進展しないわけだよ。良い方向にも悪い方向にも。まあ、この関係性に依存してて、満足している自分がいたとも言えるんだよね。めっちゃ苦しかったのに。

でも結果的に、時間をかけて良かった。
5月に彼女から誘ってくれたことで、僕の方からも誘いやすくなり、10回くらい会った。
単純計算で3日に1回。いや、急に会いすぎやろ。どうしたん俺。(笑)

会って話をして、そして別れたあとにLINEする。
この喜びを心の底から感じ、「やっぱり」好きと思ってしまった。
彼女がどう思っているのか分からないが、少なくとも以前より距離感が近くなった。必要としてくれる感じがした。

だから告白することに決めた、2回目の。
どう思っているのか分からないが、今がタイミングだと思った。今を逃したら、もう来ないような気がした、永遠に。
一方で、就職活動終わってないしなーとも思った。でもここで行かなかったら、一生後悔すると思った。だから一種の使命感もあった。(笑)

飲みに誘い、その帰りに告白しようと決めた。
散歩の帰り道。
お酒が入っていないと言えない自分は、全然男らしくないが、許してほしい。(笑)

そして当日。一軒目飲み終わり、帰りは家まで散歩する流れになった。
帰り道、コンビニを見つけてはお酒を買って飲んだり、公園を見つけては逆上がりチャレンジをしたり、またスーパーを見つけてはアイスを買ったりした。
告白できない。。。。。
いざ好きだと言おうとしても、12月の告白シーンが蘇る。
そうこうしているうちに彼女の家に着いてしまった。
俺のアホ。こんなアホとチキンは見たことがない。
とりあえずまだ別れたくないし、彼女がカップ焼きそば食べたいと言ったから、目の前の公園でカップ焼きそばをシェアして食べることにした。麺が無くなり、酔いが冷め、どんどん告白できなくなってくる。そして二人の携帯の充電が切れ、そろそろ帰る流れになった。
でも僕は告白できなかった。

別れた後の帰り道。
自分を呪った。でもこうなること分かっていた。でもこの決断をしたのはまぎれもなく自分。
自己嫌悪に陥った。

家に着いた。
そして、思った。明日散歩に誘って告白しよう。
でも考えた。今日の雰囲気と流れで告れなかったやつが、明日本当に告白できるのか?
できるはずがない。

浅はかすぎる考えにさらに苛立った。

深夜1時。帰宅後30分後。決断した。
今からもう一回会って告白しよう、と。

すぐに伝えたいことあるから電話できないかとLINEした。
良いよと返ってきた。
そして、電話してすぐ、やっぱり会って伝えたいから今から会えないかと言った。
良いよと返ってきた。
分かれて一度帰宅した後なのに、本当にありがたい。

僕は自転車を飛ばし、高鳴る胸を押さえながら、彼女の家に向かった。
正直言って、LINEを送るのが一番緊張した。送れば逃げられない状況になるから、一番怖かった。

そして彼女が深夜に家から出てきたところ、一緒に歩きながら告白した。
「やっぱり」好きなこと。付き合ってほしいこと。
1時間前、ビビッて告白できなかったこと。
言う瞬間はとても緊張したが、言い始めるとすっきりして冷静になれた。

彼女からはこう返ってきた。
彼女自身も5月くらいから気になっていたこと。一緒にいて楽しいし安心できること。でも就職活動があるから、もう少し待ってほしいこと。

だから言った。もう一回告白するね、と。
あんだけビビっていた自分がもう一回告白なんてできるのだろうか、とあの時の自分に言い聞かせてあげたい。

結論。
就職活動終わりの7月ごろにタイミングを見てもう一回告白する。
それまでは、これまでの関わり方と変えずに会う、話す。

振られるかもしれない。でも伝えれたことに意味があると思っている。
この6カ月、沼にはまっていただけだった。
でもあきらめず、粘り強く時間をかけたから、今この関係性まで来れた。
本当に、振られる可能性、やっぱり友達だと思われる可能性は充分にある。
でも、これまでの自分の粘りに、大きなご褒美と幸せを上げたい。
そう、僕は粘り勝ち『に』したい。

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