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『ふっ軽』になってしまった
フットワークが軽い人。
略してフッ軽。
勉強を始めようとしている最中、連絡が来てゴルフに行ってしまう自分はまさしくフッ軽だと言える。
フッ軽という言葉をネットで調べてみると、「思い立ったらすぐに行動できる人」らしい。
その上、ポジティブで活力がある人と載っていた。
でも若者の間でよく使われるこの言葉は、あまり良い印象がない。
例えば、自分の考えや意見がなく周りに流されやすい人。または暇人。
ネガティブ要素が大きい。
今の自分は、若者言葉での「フッ軽」なのである。
だからノリが良い反面、誘ったら来てくれる人というレッテルが貼られることとなる。
今まではむしろ「フッ重」だったはずなのに、逆転してしまった。
理由を考えてみると、なんだ。簡単なことだった。
目標がない。追われている何かがない。からである。
物心ついた時からは良くも悪くも、追うべき何かが必ずあった。だから誘われても断ってきた。
しかし今は時間がある、有り余っていると言うより、追うべきものがないからこそ、時間を埋める手段が提示されるとすぐに流されてしまう。
良くない点は、時間を過ごすというより、時間を埋めるという点だ。
人生はできるだけ長く過ごしたい。でも楽しいときはすぐに時間が過ぎる。一方で暇なときは時間の経過が遅くなる。矛盾って怖い。
つまるところ、自分の中で追うべき何かを探し、決断しろということだ。
フッ軽は悪いことではないけど、その人と過ごす時間の価値が下がるとも言える。だってすぐに会える人より、会えない人の方が貴重だし、恋愛においては会えない時間が大切ってよく聞くじゃん(笑)
特定の状況ではフッ軽であり、通常はフッ重である。そんな人であれるよう、追うべき何かを今は作り出したい。
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