皆さんは、立派なロケ地に住んでます。
ロケ地。
なんと甘美な響きなんでしょうか。
「ロケ地、どうする?」なんて会話をしてると、映画をつくってる気になってきます。
さて、自分の作品のロケ地、どうしましょうか。
今回は、ロケ地について少しまとめてみます。
『どうやって探すか』
これは、一概にこうする、と言えないんですが、ロケ地を決めるためのポイントをお話しします。
3つあります。
【1】どうしても外せないロケ地、を最初に決める。
【2】その他のロケ地を、近い場所でまとめていく。
【3】どこでもいいシーンは、他の撮影場所でまとめられないか、考えてみる。
それぞれ説明します。
【1】どうしても外せないロケ地、を最初に決める。
これはたいてい皆さん、シナリオや企画を温めている段階でイメージしている場所があるはずです。
そこが使えるかどうか、を最初に詰めましょう。
もう、勢いあるのみ、ですね。
【2】その他のロケ地を、近い場所でまとめていく。
似たような場所を使うシーンは、そこでまとめて一緒に撮ってしまおう、という意味です。
なるべく、移動を避けるためですね。
移動は交通費だけでなく、スケジュールの無駄になります。
【3】どこでもいいシーンは、他の撮影場所でまとめられないか、考えてみる。
これは、そもそも遠くに行かない決断をする、ということです。
皆さんが住んでいる町。そこは使えませんか?
たいていの町は、見方によっていろんな側面を持っているんですよね。
例えば駅・商店街・住宅街・歩道橋・大通り・裏道・河原・橋。
このくらいはそろっていますよね。
りっぱなロケ地だと思いませんか?
この3つを念頭に入れてロケ地探しを始めましょう。
ロケ地探し=ロケーション・ハンティング=ロケハン、ですね。
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