今度は絵コンテが嫌いな方へ
以前の、「とは言え、それでも絵コンテに抵抗ある方へ」というタイトルの記事を書きました。
絵コンテを描くのではなく、参考になる予告編を使うネタでした。
で。
今度は、絵コンテが嫌いな方へ向けて書いてみます。
シナリオができあがり、これから頭の中のイメージのカット割りを、シナリオに書き込んでいきます。
シナリオに線を引いて、文章と文章をカット割りしていくのです。
空いたスペースに、登場人物たちの動きや、必要な道具などをメモします。
これを、字コンテと呼びます。
絵コンテの文字バージョンですね。
分からないところは、保留にしておきましょう。
今後、何度も何度もシナリオやコンテを書きなおす場面に出くわします。
その度に、どんどん精度が上がっていけばそれでいいのです。
さて、字コンテが完成します。
絵コンテを嫌っている監督さんたちは、このまま撮影準備に入ります。
そうなんです。世の中には、絵コンテ反対派もいるんです。
絵コンテをとにかく毛嫌いし、絵コンテを書く時間をももったいないと考えます。
実は、ときどき出会います。
僕は別に、どうとも思いません。
それぞれの個性ですからね。
ただ、絵コンテが描けないと映画が作れない、と思い込んでいる人が多いのはちょっと残念です。
絵コンテなんて、映画づくりの一つのパーツに過ぎません。
だから、気楽に、絵だろうが字だろうがかまわないので、
映画づくりにどんどん近づいてきてね、と思うのです。
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