あなたが創りたい物語は何分ですか?
自主映画の映画祭があります。
いろんなジャンルの作品が10本くらい上映されます。
ひと作品ひと作品、何分くらいの作品だったら観たいですか?
知り合いから、自主映画のDVDがまわってきました。
まったく知らない人が作ったという作品です。
何分くらいの作品だったら観たいですか?
ここで、質問を変えます。
さあ、自主映画を作ることになりました!
あなたは脚本を書きました。
苦労して、苦労して撮影して、ものすごいストレスの中、編集をしました。
大勢の期待を背負って完成した作品は70分オーバー。
ちょっと長いかなあ、と思います。
さてその作品、削れますか?
僕が最初に作った作品は、自分が一人で出演する10分間の無声映画でした。
数年後、さすがに自分一人で10分間はきつく、1分30秒に作り替えました。
その後、多数の役者、スタッフで作品を作るようになっていき、50分、70分、50分の作品・・・と長くなっていきました。
さてさらにその後、どうだったでしょうか。
実は、20分、10分、30分の作品・・・と短くなる傾向にあります。笑
今後もたぶん、しばらくは30分を超える作品は作らないかな、と思います。
作品募集をしている映画祭が、30分以内が最も多いんじゃないか、と思うのもありますが、繰り返し繰り返しその作品を見る自分自身が、30分程度がちょうどいいんですね。
当たり前のことですが、何分の作品がいい、というものではありません。
何を創りたいか。
誰に見せたいか。
彼らは何分くらいを求めるか。
彼らに何分で伝えたいか。
自分だと何分くらいで表現できるか。
何分くらいだと伝えやすいか。
どこで上映するか。
何と一緒に上映されるか。
・・・
その答えは、創るあなたが決めます。
■iPhoneで動画を作る著書です!
書店で見かけたらぜひ手に取ってみてください!!
Amazonでもぜひ!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?