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社会人5年目で気づいた、悩みは分離することではじめて軽くなる

こんにちは、かろやかです。

本日から新しい環境、新しいチームでの生活を送られる方もいらっしゃるかもしれません。
悩み多くなる新年度最初にご紹介するテーマは”悩みの分離”です。

私は会社員なので、会社の事情/都合で急に新しいことがはじまったり、反対に大切にしていた仕事が終わったり、希望に沿わない異動があったり…とやるせない気持ちになることも多いです泣

本日の要点

・漠然とした悩みを抱えておくのではなく「自分がコントロールできること」「コントロールできないこと」に分離する
・自分がコントロールできることのみを悩み、エネルギーを集中する
・悩まないことを意識的に明確にする

会社の事情(明るく読んでくださいw)

私が社会人5年目くらいのときにあったことですが、大規模な人員整理がおこなわれ、長く会社に貢献してきたベテラン社員の方や、入ってまもない一年目の若手もいきなり会社を去ることになりました。

入社してからとてもよくしていただいた先輩もいたので、とても辛かった一方、残留することができた自分への安堵が入り混じって、複雑な感情だったのを今でも覚えています。

会社全体が暗い空気に覆われていました。

それからしばらくの間、仕事が手につきませんでした。
それは今思えば、会社に対しての不信感や怒りの感情や、帰属意識を感じていた社員たちのコミュニティに対する喪失感のようなものが大きかったと記憶しています。

そんな中、バリバリといつものように仕事をしている先輩がいて、ちょっと泣き言をいってしまいました。

かろやか(以下、か):「もうやりきれないですよ。気持ちが仕事に向かないです!」
先輩:「そうだよね。まああんなに急なことだったしね」
か:「でも先輩、よくそんな普通に仕事してられますね?悲しくないんですか?」
先輩:「いや、そりゃ悲しいよ。でもみんなを戻せるようなアクションとれるの?それよりはみんながいなくなった仕事を埋めることが今できることなんじゃない?」

いや、ほんとその通りでした。

先輩も悲しみを感じていないわけではなく、「悲しいことは悲しいこと。それと今できることは別」という視点から、一番この事実に正面から向き合っていたのです。
その点でもっともプロフェッショナルだと感じました。

多くの会社は、成長し続けることを目的としたチームです。そのための手段である人員整理を取らざるを得ない時もあります。もちろん苦渋の判断だったと思います。
そんな中、会社のちょっとした居心地の良さに甘えて、その環境を変えられたことに腹を立てていたという自分の未熟さを痛感しました。

具体的ノウハウ

さて話を本題に戻すと、悩みの分離はこんな重たい話だけじゃなく、日常のちょっとしたシーンでもとても有効です。

①漠然とした悩みが発生

②悩みを分離してみる →「何がコントロールできて、何ができないのか」

③−1「コントロールできるもの」 →タスクに落として着手する
③−2「コントロールできないもの」 →コントロールできないもの、と認識したら手放す

多くの場合、漠然とした悩みは複数の課題が混在していて、それを一緒くたに考えようとすることはとてもエネルギーや時間をとられます。まずはアクションがとれる課題のみを分離して捉えることで、思考が一気に前進します。

最後に

馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできないというイギリスのことわざがあります。

本日の分離にあてはめると、

・馬を水辺に連れて行くこと →コントロールできる
・水を飲ませる →飲みたいかは馬次第(コントロールできない)

といった感じです。

たくさんの理不尽なことが起こることもありますが、今一度自分がコントロールできることに一点集中し、その他の荷は少し降ろして、かろやかに働いていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございましたmm

ここまで読んでいただきありがとうございます。これからもみなさんに役立つノウハウやマインドセットを記事化してご紹介させていただきたいと思います。いただいたサポートは超絶集中できるカフェでのコーヒー代に充てさせていただきます!何卒よろしくお願いいたします。