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Springin'から送られてきた「親愛の情」

誰でもゲームが創れるアプリ「Springin'」。
そのアプリを作っている株式会社しくみデザインから賞状が送られてきた。

コテンラジオとのコラボで生まれた「歴史」コンテストに応募した作品を優秀賞に選んで頂き、その賞状が送られてきた訳だ。
学校卒業以来、ほぼ10年振りに貰った賞状は、なかなか嬉しい✨

そもそもなぜこの歴史コンテストに応募しようと思ったのか、せっかくなので書き残しておこうと思う。

リベラルアーツとの出逢い

私がコテンラジオと出会ったのは今から3ヶ月ほど前。
その頃に入会したばかりのNewsPicksを見ていたら、株式会社コテンの深井龍之介さんが出演する「a scope」という番組の存在を知った。
その番組のテーマは「リベラルアーツ」、一言で言うと“教養“のことだ。
すぐに役に立つ知識(How to)を身につけるためではなく、物事をあらゆる視点で多角的に見ることによってそもそもの前提を疑う(Why?)ための“教養“だ。

番組の中で深井さんがこう語っていた、

教養を身につけないと時代についていけなくなるという文脈で話してしまいましたが、僕が本当に言いたいのは、現代は「誰もが世界に対して好奇心を持って生きていい、人類初の時代」だということです。

この「好奇心を持って生きていい」と言う言葉に、とても勇気付けられた。
今までずっと社会に対して抱いていたモヤモヤした気持ちが、少し晴れたような気さえした。
それは自分にも何か出来るかもしれないという、不確かな未来にワクワクする気持ちだった。

「まずはインプットから始めよう。」

そんな思いでコテンラジオを聴き始めた。

コテンラジオから受けた“衝撃“

「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」
その名の通り、面白く語られる歴史に対して好奇心がどんどんと湧いてくる素晴らしい番組だった。
さらにリベラルアーツにも通じてくる、“自分以外の視点“というものが、古典の物語りの中から自然と自分の血肉になっていくような感覚がある、不思議な力を持った番組でもあった。
まさに衝撃的な出逢いであった。

そんなコテンラジオでは歴史だけでなく、現代において活躍している人とも対談をするという回がある。
その中で紹介された「しくみデザインの中村俊介さん」の回を聴いたことで、Springin'と出逢った。

とても面白いアプリであったし、何より中村さんが持つ世の中に対する思いに感動して共感して感化された。

自分1人で100個の作品を作るよりも、100人のクリエイターを作る場を自分が作りたい。

その純粋でシンプルな理念はとても素晴らしいと思った。
私もクリエイターになれるかもしれないという、純粋でワクワクする気持ちと共に好奇心が芽生えた。

「この好奇心を何かカタチにしたい。」

そう思って歴史コンテストに応募することを決意した。

結果は優秀賞。

好奇心ってすごいなって我ながら純粋に思った。

最終的に審査をしてくれたのは、他でも無いコテンラジオのパーソナリティーの御三方。
3人が3つずつ候補を選んで、話し合いの末に最優秀賞が決まり、最優秀賞にならなかった作品も優秀賞として表彰してくれた。
その審査の中で3人が選んだ作品が1つも被らなかった、という奇跡がまた面白いなと思った。
そしてそこに、それぞれが別の視点・価値観で評価しているんだという多様性を感じた。
多様性を知ることはまさにリベラルアーツそのものだ。

「自分にも何か出来るかもしれない」という好奇心から始まった製作が結果を結び、応募して本当に良かったなと心の底から思えた。

好奇心を原動力に生きていれば、不思議なご縁で結ばれて、良い結果に繋がるのではないかと思った。

しくみデザインから送られてきたのは...


先日書いた上記の記事から以下に抜粋

経済学者のソースタイン・ヴェブレンは「近代社会は人間の本能のうち競争と略奪(所有)の2つにしか着目していない。他にも人間の本能には、好奇心やワークマンシップ(製作本能)、他者に対する親愛の情などがあるはずだ」

私が今回のコンテストを通して実践出来たことが、まさに好奇心製作本能そのものではないかと思った。

そうしたら株式会社しくみデザインから、賞状という親愛の情が届いた。

人から褒められることは何歳になっても嬉しいものだ。
というかもう、ここに至るまでの一連の流れが自分にとって奇跡すぎて、震えている。

好奇心から始めたことの一つ一つの要素の歯車が全て綺麗に噛み合わさって、得体の知れないとてつもない“何か“が自分の知らないところで働いてくれている、そんな気さえしている。

a scopeとコテンラジオが好奇心をくれた。

Springin'が製作本能をくれた。

しくみデザインが親愛の情をくれた。

全てのものは循環で成り立っている、自分が貰ったものはまた別の誰か・何かにくれてやらないといけない。

一期一会、このご縁に感謝すると共に、私もまた他の誰かに良い行いを施せる人でありたいと思う。

良き時代が始まっている確信を、ここに感じる。


【お金の歴史〜融通編〜】
良かったらプレイしてみて下さい。

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