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最近の買って後悔したものリスト

買ったあとで後悔したもの、皆さんもきっといくつか思い当たるものがあるはず。

わたしにも買って後悔したものはいろいろあり、後悔した理由も、そもそも要らないものを買ってしまった例であったり、自分の要求と違うものを買ってしまったりなどがある。そんな中でも、このリストで取り上げたいのは「製品のクオリティが要求に満たなかったもの」である。

なお、各商品項目以下には説明のため商品が入手できるリンクを貼っている (現時点で旧品番・廃番となっているものは最新版に差し替えている) が、買わなくていい。

Buffalo Wi-Fi ルータ WSR-2533DHP3

つらい点: とにかく不安定。

現在の私の住居は賃貸ながら、部屋が1Fと2Fに渡って存在しており、一軒家のような作りをしている。現状、インターネット回線はファミリータイプの光回線 (ドコモ光ファミリータイプ、プロバイダは OCN ) を契約しており、また、 ONU が 2F に存在している。一方で、主要な生活空間が 1F にあり、ここまで有線 LAN を引き回すのは面倒であるため、無線 LAN で 1F と 2F の全域をカバーするべく、比較的ハイパワーの Wi-Fi ルータである Buffalo (バッファロー) 社製 WSR-2533DHP3 を選定し設置した。

ところがこの Wi-Fi ルータが曲者であり、不安定なことこの上ない。電波強度や通信速度には問題なく、安定して通信できている時は満足できるものの、突然全端末から通信ができなくなる現象が継続的に発生している (この現象の発生時は Wi-Fi ルータ自体が再起動しているのか、数分経つとまた接続できるようになる)。

私の勤め先も例によってリモートワークが推進されており、実は昨年4月以降、物理的に出社した回数がたった1回であったりするのだが、そんなリモートワーク下で命綱となるインターネット回線がここまで断続的に切れては心許ないことこの上ない。

いろいろ試行錯誤した結果、定期的に再起動することで緩和できそうであり、プログラムタイマーを導入して週1回深夜に再起動をかけるようにしてだましだまし使っているものの、今年は NEC 製など他社 Wi-Fi ルータに交換したい所存である。

ニトリ かるふわ羽毛布団 ULF-o S

つらい点: 寒い。スカスカ。

昨年 4 月に引っ越しをしたのだが、その際に以前使用していた寝具を処分したため、この冬から新たに導入したのがこのニトリの羽毛布団である。

ニトリには前住居時から散々辛酸を舐めさせられており、クイックルワイパーのバッタモンを買った時には初めて使った時にロッドとヘッドを繋いでいる部分が根元から折れ、掃除はおろかゴミを増やすだけになったり、壁掛けの電波時計を買った際は半年も経たないうちにうんともすんとも言わなくなるなど、総じて商品クオリティに問題を抱えている企業という認識である。

しかし、前住居時も寝具はニトリでありながら、こちらはさしたる問題を生じなかったため、意気揚々とニトリで羽毛布団を買ったところ、これが類を見ない大失敗であった。

まず、余りにも布団にボリュームがなく、スカスカで寒い。あたたかさレベル 5 は夏用を指すレベルだったかと疑うほど寒い。10月末には早々に毛布を重ねる (この毛布もニトリ製であるが、こちらは全く問題がなく暖かかった) など、余りにも力不足であった。

このほか、併せて買った掛け布団カバーとの相性もすこぶる悪く、おそらく布団自体のボリュームがあまりにも少ないのもあり、カバーだけが伸びて布団はカバー内でぐちゃっとしてしまい、身体にかけることができないなど、本当にひどい有様であった。

この布団カバーは早々に処分し、別のもう少ししっかりした生地でできた布団カバーを使うことで幾分か改善されたものの、布団自体のボリュームがないことはどうにもならず、今シーズンを終えた段階で廃却する予定である。

おすすめの羽毛布団あったら教えてください。

Panasonic 気化式加湿器 FE-KXL05-W

つらい点: フィルタよりも先に本体の寿命が来る。

さて、最後の 1 品は先述の 2 品目とは変わり、全く問題なく責務を果たしていたものの、残念ながら耐久性の観点でノミネートされることとなってしまった製品である。「最近買ったもの」ではないが、「買ったことを最近後悔したもの」として解釈して頂きたい。

さて、遡ること5年、2016年の春先の乾燥に堪えかね、この加湿器を購入した。決め手は加湿能力と「気化式」であったことである。

この加湿器の導入以前はスチーム式の加湿器を使用していたが、適湿を超えて加湿されすぎてしまい、窓ガラスが結露の海となってしまっていた。この加湿器に変えてからというものの、結露の量が大幅に減り、快適な冬を過ごせるようになっていた。

この加湿器のフィルタは 10 年持つという触れ込みであり、それなりに頑丈に出来ていた。気化式加湿器はフィルタのメンテナンスを怠るとすぐに臭いを発するようになってしまうため、こまめにフィルタを洗う必要があるが、これに十分耐えられるような頑丈なフィルタであった。また、本体側も基本的な機能としては内蔵ファンで送風するだけという単機能の製品であることから、購入以来特に問題が生じることもなく使用を続けていた。

そして今年が明けてから少し、その朝も底冷えする寒さに震えながら暖房を付け、加湿器に水を補充し運転開始しようとしたところ、何度かファンの回転を始めようとする音が聞こえた後、運転を静かに止め、明らかにエラーを示すランプの付き方をしたのである。

まぁそういうこともあるかと思い、Panasonic のサポートページを開き故障診断をしてみると、修理に 13,000~15,000 円はかかるとのこと。この加湿器自体を 17,000 円で買っていることを鑑みると、明らかに割に合わない金額であり、修理を諦めた。現在は粗大ゴミ収集を待っている状態である。

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通常の小型家電であれば 5 年も働いてくれれば十分という気持ちにもなるが、そもそもフィルタには 10 年持ちますと書かれていたわけで、それならば本体にも少なくとも 10 年程度の耐用年数を期待するのは過ぎた期待ではないだろう。そして実際のところはその半分しか持たなかったワケであり、機構的にもただファンを回すだけの家電でありながら 5 年しか持たなかったという点を鑑みても、どうにも残念感が拭えない製品であった。


以上、今年はもう少し賢く、より良い買い物ができるよう祈りたい。

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