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本の読み方

「いい本の読み方はないん??」

ってな感じで、本の読み方はいつまでたっても、定まらんというか、アップデートしまくってるというか、、。

本屋で

「読書術」「本の読み方」

的な背表紙の文字が目に入ると、いっつも手に取ってしまう、、

そんな感じです。

◇◇◇

最近の本の読み方は、

小説とかエンターテイメント的に楽しむものは、普通に読む。

ビジネス書とかで勉強が目的のものは、ハイライト、あるいは線を引きつつ読む。

で、ノートに整理、選別しながら抜き書きしていく。

こんな感じです。

3色ボールペンや付せんを使ってみた時期もありましたが、結果めんどくさくなり、今の方法に落ち着きました。

◇◇◇

そういえば、昔、フォトリーディング的な速読法に憧れたなぁ~。

「こんな早いペースで知識を吸収できれば、どんだけすごい人になれるねん!?」

ってな感じで。

フォトリーディングが本当にいい読み方なら、

「この読み方が主流になって、ガッコ―の授業にとりいれられてたっていい」

でもそうはなっていない。

ということで、今ではまゆつば物です。

あと、

「目次をたよりに気になる所だけを読む、後は流し読み」

的な読み方も、どうなん??って思っています。

効率よく読みたい気持ちはよく分かるし、本は全部読まなくていい、1冊の本で1つの気づき、発見があればいい、みたいなのもその通りだと思いますが、、、。

要は僕としては、誤読が嫌だし、こわいのです。

◇◇◇

第二次世界大戦を引き起こし、ユダヤ人に対し、組織的な大虐殺をおこなったヒトラーは、かなりの読書家だったそうです。

ならば、かなりの知識と教養があったはずです。

そんな人物がなぜ危険で偏った思想を持ち、実際誤った方向に進んで行ってしまったのか、、。

答えは簡単で、

「自分にとって都合のいい読書をしていたから」

です。

自分の考えに沿うようなものばかり読んだり、自分の都合のいいように解釈したりしていたわけです。

本、読書=自分の考えを正当化するもの

みたいな。

いい読書法とはいえませんわな。

ちなみにロシアのプーチン大統領も歴史書を読むのが大好きみたいです。

特に19世紀、ロシアが領土を拡大していった時代のモノがお好みのようで、、。

全く合理的でないウクライナ侵攻は、自分にとって都合のいいものだけを読む誤った読書法のせいなんじゃねぇ?と思ったりなんかして。

◇◇◇

読書法の1つとして、本を読む前に、

「その本を読む目的は?」

とか、

「もくじを見つつ、質問を考える」

みたいな感じで、

「読む前にこれやっといた方がいい」

ってのがあったりしますが、はっきり言ってめんどくさい!

僕が読む前に思うことは、ただ1つ、

「この本には何が書いてあるんかな~」

自分がその本を読む目的やその本から得たい知識はいったん脇に置いといて、、です。

目的を超えて予想外に考えが広がったり、深まったりして、より良い方向で新たな自分になる、これが読書なんじゃない??と思います。

◇◇◇

てな感じで、

今は速読法とかには目もくれず、時にはメモりながら普通に読んでいます。

精読、遅読が一番!

かな~、今のトコロは、、、。

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