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脳が脳について考える

確か、左脳が言語認識とか計算とか論理的思考などを受け持っていて、右脳は図形の認識や空間認識、直観やひらめきとかを受け持っている。

知識として何となく知っていましたが、この左脳と右脳、もっと細分化できるようです。

左脳は、僕たちが「個であること」を認識させてくれていて、几帳面で計画したがる厳格なキャラ1と、過去の痛みを覚えていて怒鳴ったり泣いたり優しく傷つきやすいキャラ2に分けられます。

一方右脳は、僕たちを人類全体の意識、さらには宇宙の広大で開放的な意識と結び付けてくれ、今が大事、無邪気で好奇心と遊び心でいっぱいのキャラ3と、オープンでフレンドリー、ありのままの自分、宇宙のように広大というキャラ4に分けられるようです。

要するに、
左脳→キャラ1(厳格)、キャラ2(傷つきやすい)
右脳→キャラ3(無邪気)、キャラ4(ありのまま)

人生のありとあらゆる場面で、自分のどのキャラが強く出ているのか、そしてそのメカニズムを知ればもっとうまく立ち回れるのではないか、よりよく生きられるのではないかと考えられるのです。

◇◇◇

一対一での対人関係ではつねに8つのキャラがかかわっています。
(4つのキャラ×2人分)

いがみ合っている状態はどちらもおそらくその人のキャラ2が強く出ていると考えられます。

これではいつまでたっても仲良くはなれず、状況を打開したければ、どちらか一方がキャラ3かキャラ4にチャンネルを替えなければなりません。

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こうしてみてみると、キャラ3とキャラ4メインにすると人生が豊かになりそうです。あと仕事の観点からするとキャラ1も大事か。

人生をこじらせているのは左脳のキャラ2の存在、と言えそうですが、このキャラ2もやっぱり大切で、過去の痛みを覚えていて泣き叫んだり怒ったりすることで自分を守ってくれています。

人生をより豊かにするためには、感情的なキャラ2の恐れや痛みから抜け出してメインのキャラ1、3、4、に戻れるかどうかにかかっているようです。

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そんなこんなで、人間って多面的だよなぁとつくづく思うわけです。自分は1つのキャラ、たった1つの存在なんて考えるから人生ややこしくなるわけで。

そういえば、「分人主義」という考え方ってありましたね。自分が属する各々のコミュニティにおいて自分というものがそれぞれ違うが、それでいいというものでしたね。

「こんなオレも、オレなんだよな」と認め、愛することが大事ですな。

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キャラ3、4メインに生きればいいのは分かったけど、そうすることが難しい理由が1コあります。それはこの世界は外面的な富や名声に価値を置いているので、ほとんどの人がどうしてもキャラ1やキャラ2がメインになってしまうのです。

キャラ3とキャラ4メインで、この物質世界をしなやかに生き抜き、人生を豊かなものにできるか。

脳の4つのキャラとそのメカニズムを知った今、どのキャラを主役にするかを瞬間ごとに選ぶ力を持っていることがわかりました。

これからの人生楽しくなりそう!そんな気がしています、はい。


脳に関する本もたまに読みますが、なんだかそれ自体が面白くなってくるのです。脳が脳の本読んでんなー、みたいな。脳が脳を分析してんなーみたいな。

でっていう。



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