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ロシアの宮殿?映像を見て思い出したある国の大使ご夫妻

ロシアのナワリヌイ氏が公開した1500億円とも言われるプーチン大統領の宮殿?の映像を見ました。

事の真相はわからないけれど、もし、これが本当だとしたら、国のトップ次第で 国民の明暗は決まってしまう...

日本のような国はむしろ珍しく、海外から日本に戻ると ”平和ボケ”とすら見えるほど、いろんな意味で危機感に乏しいと思えるほど、世界から見たらトップレベルの安全な国だと思います。

搾取するリーダーもいれば、国民のことを考えて国民に寄り添うリーダーもいる、と思ったときに、ふと浮かんできたのは ある国の大使ご夫妻。

もう10年ほど前になりますが、平城遷都1300年祭が行われました。当時、会場で英語アテンダントをしていたのですが、これをお祝いする式典が行われたときに、コスタリカの大使夫人の一日アテンドをすることになりました。

天皇皇后両陛下や首相、各国大使なのどが平城宮跡の会場にいらして式典が行われました。なんともすごい式典でした。

まず、朝ホテルへお迎えに上がったときに、びっくり!今でこそJW Marriotホテルもできましたが、当時は奈良の中心部で一番良いホテルと言ったら日航ホテルで、ほとんどの国の大使の方はそこへ泊まられていたようですが、大使ご夫妻は、かなりリーズナブルなビジネスホテルへお泊まりでした。

半日、奥様のアテンドをさせていただいたわけですが、バスでの移動中などいろいろなお話をしてくださいました。

私たちの国は豊かではないので私たちが贅沢をするわけにいきません、そういう類のことをおっしゃっていました。

語られる言葉の端々に国民への思いが、そして国を少しでもよくしていきたいという思いが溢れていました。なんて素敵な方なんだろう、と心から感動しました。

当時、世界で一番幸せな国、というようなアンケートがあり、国民の限りなく100%に近い人が「幸せですか?」と聞かれたら 即答で「幸せです」と こたえている 幸せ度1位の国、それがコスタリカでした。

国の成熟度合いや安全性などだけ見ても、日本の方がよっぽど恵まれているのですが、日本人に同じ質問をすると、ほとんどの人が 即答はできず、それも「幸せです」という人も少なかった...日本人の幸福度合いは悲惨なまでに低いんですよね。

要は、ものがどれだけ豊かが幸せの尺度でなく、そして、幸せの尺度は人によって違うということ。

でも、大使夫人にお会いして、国民が即答で「幸せです」と答える理由がわかった気がしました。

この世界的なコロナの蔓延で各国のリーダーのあり方がクローズアップされ、その差もはっきりと目にする結果になりました。

結局、リーダーたるものが「どれだけ国民の立場に立って、国民のことを思っているか」、それが国民に、国民の心を揺す振るだけの熱量を持って伝え、行動を示してくれたら、国民は怒りや不安を抱くことがないのだと思います。

今の日本は、物には恵まれていて、医療も世界最高レベル、なのに、

「自分の身は自分で守らなければ」

と思わされてしまう状況ですよね、残念なことに。

コスタリカは美しい自然が豊富だし、幸福度の高いハッピーな人たちの暮らす国、一度は行ってみたいと思う国です。豪華宮殿映像を見て コスタリカへの思いを思い出しました。

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