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コロナ禍で少子化が10年加速って?

先日ニュースを見ていたら、こんな報道が。

”少子化が10年加速”って本当に?と二度見してしまいました。
確かに、コロナ禍での妊娠・出産は心配が尽きないので避けたいだろうし、もしかしたら減給という現実が起きているのであれば、将来を危惧してしまうだろうし、これは無理もない結果なのか?

そうでなくても、少子化が叫ばれてからひさしい...他国に比べて、少子化対策が効果を上げている、とはとても言い難い。ほとんど改善していないのでは?

中国の上海の女性たちの妊娠・出産の環境と比べると、日本の女性のそれは、本当にかわいそう。

出産のために、里帰りをしなければ親のヘルプは難しい。一方上海なら、地方にいる親が、上海に出てきて、子育てに手が必要な間は、部屋を借りてでも孫の面倒を見てくれます。雲泥の差。

その代わり、老後は絶対に親の面倒をみる、というのは日本よりかなり強いと思います。give&takeと言えばそうなのでしょう...

少子化に歯止めをかけるのに成功している国は、思い切った対策を打ち出していますよね。日本はというと、付け焼き刃的な対策しかしてないように見受けます。

世界一の超高齢化社会のこの国を支えていくのは若い世代なのに。極端かもしれないけど5GやAIなどという前に、ここではないのか?

国の1番の財産は人材ではないのか?と思ってしまいます。

不妊治療を助成するのはもちろん大事だけれど、その原因となっていると言われている”ストレス”をなくすための、社会的なドラスティックな改革なくしては どうしようもないように思えます。

先週の、世界を怒らせたあの方の発言が、まだまだ日本に根付いているジェンダー問題を如実に表していると思います。女性が平等に働けて、子どもを持ちたいと思う時に子供を産める、そんな社会の実現無くしては、少子化問題の解消は難しいですよね。

私は4人育てましたが、いまの若い世代を見ていると、子育て女性への理解やサポートは向上しているように思いますが、世界レベルでみると、本当、お粗末なのですよね。我が家にも娘が二人います。彼女たちが 安心して子供を産み育てられるような社会への変革を 心より望んでいます。

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