14.お菓子づくりという趣味の話。

以前、お菓子作りが好きという話をしたが、割と定期的にお菓子を作っている。

派手なお菓子は作れないけど、自分が食べたいなーと思うものを作りたい時、食べたい時に作る。デコレーションケーキより、好きなシンプルな焼き菓子が好きなので、そういうのしか作らない。(まず作れない)

基本的に、バターをたっぷり使った焼き菓子が好きなのだ。(よく作るのはクッキーとかパウンドケーキやマフィン)


それなりにこだわってなるべく美味しいのを作りたいので、色々試行錯誤はしていて、今のところ、プレゼントした方々には『売り物になる!』と言っていただけるくらいには成長出来てます。

ただ、言葉を鵜呑みにして売り物にする気はなくて。あくまでも趣味で作ったものだから、美味しい、趣味の範囲ないでは美味しい方だ…と思っているから、お金も受け取らないし、材料費だけでもって言われるけどそれも受け取らない。もし食べたいなら趣味として作って渡します、と言ってる。

私は作る作業も含めて好きだし、お金を受け取ってしまったら『失敗は許されない』と思うので。

割と今も失敗はする。大きな失敗はしなくなったけど、前回の方が食感や舌触りがよかったな…とか膨らみが甘かったな…とか、分量ちょっと違ったな…とか。なので、お金を頂くなんてまだまだ。

なにより、『お金出したくなるくらい好き』と思って貰えた気持ちだけで充分。

(でもたまーーーーに、販売されているもの食べて『自分で作った方が美味しい』とか『このレベルなら自分でも作れる…』と思うこともある……っていうのは内緒ね)


家族の勤務先の方々が凄く気に入ってくださってて、本当に嬉しい。私の職場では必ず『美味しい』って言葉の前か後に『女子力』という言葉をつけられて気持ちが半減するが、この人たちは素直に『美味しいー!!』って喜んでくれるので気持ちがいい。

中には、家族で私のお菓子が好きと言ってくださる方がいて、お子さん達が『最近にんじんさんのお菓子貰ってないの?そろそろ食べたいな』とか『まさか、ひとりじめしてないよね??ずるい!』というらしくて……いやぁ、こんなに嬉しいエピソードが聞けるなんて。

(先日、作ってお渡ししました)

この間は、お菓子を作った日にたまたま我が家に来た知り合いに、お菓子を出したら『にんじんちゃんのお菓子食べれる日に来れてラッキー!!』ってめちゃくちゃ喜んで食べてくれて。

もうそれだけで私はハッピー!

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