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私たちは望んだものではなく、自分と同質のものを引き寄せる。

湘南に暮らす心理カウンセラー 
渡辺サヤです。

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よく、引き寄せの法則って言いますよね。

私たちは、なるべく良いものを引き寄せ、なるべく良い人生にしたいと、誰しもが願うことだと思います。

しかし、私たちは望んだものを引き寄せるのではなく、自分と同質のものを引き寄せます。

自分という人間の器に見合った現実を、引き寄せるのです。

振り返ってみると、酷く傷つけられた元カレと出会った頃のあなたは、今、振り返ってみると、どうでしたでしょうか?

まあ、人には色々な部分があるので、良い部分で惹かれあったのに、関係が変化したり、近づくにつれて、全くうまくいかなくなり、自然と離れてしまったという男女も非常に多いです。

仕事では相性抜群だったのに、恋愛感情をお互いが持った途端に関係が終わった。

そういった場合には、仕事では同じくらいの波動を放つ者同士だったのに、恋愛では放つ心の波長が全く違った。

そんな理由が考えられれるのです。

作家の宮本 輝さんが、『命の器』というエッセイの中で、次のようなことを書いておられます。

私の言葉で書き直してしまうとニュアンスが違ってしまい、読者の皆さんにしっかりと伝わらないかもしれませんので、引用させていただきます。

運の悪い人は、運の悪い人と出会ってつながり合っていく。

へんくつな人は、へんくつな人と親しんでいく。

心根の清らかな人は、心根の清らかな人と、

山師は山師と出会い、そしてつながり合っていく。

実に不思議なことだと思う。

「類は友を呼ぶ」ということわざが含んでいるものより、もっと奥深い法則が、人と人の出会いをつくりだしているとしか思えない。

どうしてあんな品の悪い、いやらしい男のもとに、あんな人の良さそうな美しい女が嫁いだのだろうと、首をかしげたくなるような夫婦がいる。

しかし、そんなカップルをじっくり観察していると、やがて、ああ、なるほど と気づくときがくる。

彼と彼女は、目に見えぬその人間としての基底部に、同じものを有しているのである。

それは性癖であったり、仏教的な言葉を使えば、宿命とか宿業であったりする。

それは事業家にもいえる。

伸びていく人は、たとえどんなに仲がよくとも、知らず知らずのうちに、落ちていく人と疎遠になり、いつのまにか、自分と同じ伸びていく人とまじわっていく。

不思議としか言いようがない。

企んでそうなるのではなく、知らぬ間に、そのようになってしまうのである。
最近、やっと、この人間世界に存在する数ある法則の中のひとつに気づいた。

「出会い」とは、決して偶然ではないのだ。
でなければどうして、「出会い」が、ひとりの人間の転機と成り得よう。

私の言うことが嘘だと思う人は、自分という人間を徹底的に分析し、自分の妻を、あるいは自分の友人を、徹底的に分析してみるといい。

「出会い」が断じて偶然ではなかったことに気づくだろう。

(『命の器』宮本輝著より一部要約して引用)

うーん。。。私は読んで唸ってしまいましたねー。

というのも、私の44年間の人生で、出会ってきた人に対して、ぴったりと当てはまり過ぎるからです。

特に様々な経営者やその奥様、そして、子供の母親となってからは、多くの夫婦と出会ってきて、本当に実感できます。

救ってあげたかった経営者の方もいましたが、残念ながら、縁が切れてしまった後、もう、今は落ちてしまって全く輝きを失ってしまった方もいらっしゃいます。

その社長を周囲を取り巻く人が、私から見ると、全く質の良い方に見えないのです。(まあ、私もそんなに質が高いわけではありませんが(^-^;)

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よき出会い、良い出来事を引き寄せたければ、やはり、自分の心の波長(人間性)を高めていくしか他ならないのです。

そこに、近道はなく、地道にコツコツやっていくしかないのですよね。

渡辺サヤ

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