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悲しみを宝物に変える方法

湘南に暮らす心理カウンセラー 
渡辺サヤです

5月のカウンセリングは残1席です!

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さて、本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。

ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。

『感情を感じ切るとは?』
相談者:Tさん

根本さんのブログを拝見していますと、感情は感じきれば消えていくというふうに書かれてあると解釈しているのですが、

具体的には、どういうプロセスを踏むのでしょうか?
私自身が経験したことがないため、わかりません。

たとえば、
かなしい・・・悲しい・・・とても悲しい・・・めちゃくちゃ悲しい⇒悲しすぎて気が変になる!!

むかつく・・・ムカつく・・・めっちゃムカつく⇒キー!!!ギャー!!!怒

となってしまうようなイメージが私にはあるのですが、
どなたか解説していただけたらとてもうれしいです。

ありがとうございます。


Tさん
 
ご相談いただきましてありがとうございます。
とっても良いご相談ですね。
 
感情は抑圧しても、消えてなくなるものではありません。
なかったことに出来ないんです。

なので、その感情から逃げずに向き合うように、感じてあげること。
それは、言葉を変えると、「その感情が自分の中にある」ということを認めることです。

そして、認めることにより、初めてその感情を解放するようなアプローチが出来る。
というプロセスをたどって、その感情が消えていく、または、小さくなる。
といった感じでしょうかね。
 
分かりずらいですかね・・・感覚的にでも少し理解していただけたら嬉しいです。
 

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しかし、ここで補足です。

その感情に対して「早くいなくなって欲しい、自分の中から消えて欲しい」と願いながらその感情を感じていても、なかなか感情は消えていってくれません。
残念ながら、その感情に浸り続けてしまう時間が長いと、今度は心が疲れてしまうこともあります。
 
感情って言い方を変えるとインナーチャイルドとも例えられることがあります。

感情=内なる小さい子供

例えば、小さい子供が寂しくて泣いていたとしましょう。

その子供に、「寂しいなら泣いていいんだよ」と表面的には寄り添ってあげながら、声をかけてあげたとしても、心の中では、その小さな子に「早くいなくなって欲しい」って思っていたら、果たしてその小さい子供は安心していなくなるでしょうか?
 
それどころか、不安でたまらなくなって、泣くのをやめないか、見捨てられる恐れから、ずっと寂しい状態で居続けることに力を注いでしまうと思いませんか?

感情もそれと同じです。
 
「こんな感情早く消えて欲しい」そう願いながら感情を感じるのではなく、

ただ、感じるのです
ただ、感情に浸るんです

 
そこがポイントとなる気がします。

また、怒りの感情に限っては、その感情に長い間浸ってしまうと増幅していくという特徴があります。
なので、第二感情である怒りではなく、第一感情を感じてあげることです。

そこでお勧めしたいのが、
マインドフルネスや瞑想です。
 
過去でも未来でもなく、今この瞬間に自分の意識を集中させて、自分の現在の状態や感情を知り、良いイメージを浸透させていくような、そんな時間を作られることをお勧めします。
 
私は公式ラインのお友達限定イベントを毎月開催していて、毎月ではありませんが、オンラインで瞑想会も開催していますので、もしよろしければ参加されてみてください。
ちょうど、5月は瞑想会を開催する予定です(#^^#)

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マイナスな感情って早くいなくなって欲しいってみんなが願ってしまうものだと思いますが、完全になくならなくても、自分を振り回さない程度に小さくすることを目標にされると良いと思います。

それどころか、小さく残った悲しみの破片は宝物に変わります。

その残った悲しみが胸にあるから、人に優しくできたり、自分の心の器を大きくし、成熟した人間に成長させてくれたりするのだと思います。

なので、マイナス感情の全てを嫌わないという感覚を持っていただけたらいいなあと思います。

私も感情が強いので、のたうち回ったりしたこともあります。

とっても辛いと思いますし、言葉でいうのも簡単じゃないって思いますが、
こんな事実をしっかりと受け止めて生きるしかないんですよね。

私たちは人間なんですから、複雑で、完ぺきじゃない存在なんですよ。。

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