いい女が振るよりも振られる確率が高いのは、相手に劣等感を感じさせてしまうから
湘南に暮らす心理カウンセラー
渡辺サヤです
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さて、本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。
ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。
リリーさん
ご相談いただきましてありがとうございます。
私も実は全く同じタイプの男性に泣かされたことがあります!!
本当にモヤモヤしますよねー
ちなみに私はそのモヤモヤが後ほど強い怒りに変わり、怒りを解消することが大変でした。
そんな私が回答させていただきますね。
このことからも、彼は本当にリリーさんのことがお好きだったと思うし、お付き合いできてうれしかったと思いますよ。
これ、嫌ですよね~
他の女の話を出されて嫉妬すれば満足なの?って思いますけど、嫉妬するのも嫌ですしね・・・
この時の彼の心理は「優位に立ちたい」「周囲に女性が沢山寄ってきて、いかに自分が優れた男性か証明したい」のだと思うのですよね。
ここは意識的か無意識かは人それぞれだと思いますが、相談文を読む限りでは、彼の場合は計算されていない無意識な発言であるような気がします。
やきもちを焼させて相手の愛情を確認したいという意図で意識的にこんな作戦をとっているとしたら、リリーさんの少し嫌そうな反応を察して辞めてくれると思うんですよね。
しかし、彼の他の女性の話は止まらない・・・
恐らくですが、この時の彼は、彼女であるリリーさんのことは一切見ていないどころか、自分の不安や弱さを隠すことに頭がいっぱいで余裕がない状態だった可能性が高いです。
「俺のこと価値が高いってちゃんと思ってくれているのかなあ」という不安から無意識に引き起こされた言動な気がします。
そして、こういったことを「補償行為」と言います。
補償行為とは字のごとく、自分の何かを補うための行為なんですが、彼の場合は自信の無さを他の何かで補おうとしていますね。
男としてのプライドを保ちたい!という欲求から「弱い立場で恋愛したくない」という動機でモテ自慢や他の女性の話をする男性って結構多いんですよね。
でも、なぜこのような言動に出るのか?ということになってくると思うのですが、
それは「相手に対する価値を認めた分だけ自分の不安や恐れの大きさが大きくなるから」だと思うんです。
私たちは誰もが、好きの量が大きい分だけ不安も大きくなります。
だからそれほど、彼はリリーさんのことを女性として素晴らしい!って思っていたのではないでしょうか。
彼自身も、他の女性の話を繰り返すような原因となる感情(劣等感や恐れ、不安)を感じることに嫌気がさして、リリーさんとの関係を何度も衝動的に切りたくなったのかもしれませんね。
男性がこういった感情のパターンにはまってしまうと、最後は逃げるように別れを選ぶことも少なくないのですよね。
「そんなこと言わないで!」
自分に縋ってくる姿を見て、彼は初めて安心できるんです。
「自分のことをまだ必要としてくれている」って・・・
ここまでお話すればリリーさんもなんとなくわかると思いますが、彼は見た目の印象はどうかはわからないんですが、本当は自信がないんですよね。
少なくとも彼は、リリーさんと自分ではバランスが取れないと感じていたから他の女性の話を持ち出すことにより、なんとか均衡を保っていたのではと、私は思います。
彼にとってリリーさんって憧れの存在だった可能性もありますよね。
自分が多少突き放しても、リリーさんがしゅんとしてなかった様子を見て
「やっぱり俺はそこまで必要とされていないんだ」
「やっぱり彼女には勝てない」
自信がない男性はプライドが傷つくことを恐れて、今度は勝ち負けを気にするようになってきます。
そして、自分が勝って終わりたいので他に好きな人を用意してしまうということも十分あり得ますね。
こういった男性はメンヘラ女子とくっつく確率が非常に高いんですよね(私の偏見かもしれませんし独り言です・・・でも本当の話!!)
自分がいなければ取り乱して生きていけなさそうな様子を見て、初めて安心できるからです。
つまり、自立している女性だと、自分が捨てられるかもしれないという不安を感じやすいということでもあると思うんですよね。
長期的なパートナーシップって同じくらいのレベルじゃないと成り立ちません。
自己愛、自己受容、自己肯定感に差があり過ぎると、もう一方が劣等感を引き受ける側にまわることにより、辛くて逃げてしまうパターンも多いような気がします。
私からのアドバイスとしては、
「自分よりかなり格下の男と付き合ってなかったか振り返ってみよう」
しかし、彼の弱いところはわかっているけど、それでも他に良いところが沢山あるし、まだ好きだし、やり直したいの!ということであれば、作戦はまだまだあります。
私もそんな女の一人でした・・・
作戦の一部としては、この彼に安心してもらえるくらい、リリーさんがもっとオープンなコミュニケーションを心がけたり、感情表現をしていくことです。
自立した 素敵な女性のままではなくて、不安や寂しさ、嫉妬、自分のネガティブなところを全部さらけ出すようなつもりでやってみましょう。
そして今後、彼はリリーさんのような素敵な女性とパートナーシップを築くことにより、自分の価値を信じ始めたり、自分自身を内観するようになる可能性だってあります。
そうすれば、彼は成長し、変化していきますよね。
でもまあ、ここは狙ってやろうとするとコントロールが入ってしまいますので、うまくいかないことが多いのも事実です。
なので、リリーさんはマイナス感情をも認められるくらい自己受容をしていくこと!というのが今後の鍵となるような気がします。
私で良ければ伴走しますので、公式ラインからご連絡くださいね!
いい女は振るよりも振られる方が多いものです。
胸を張ってね!!
渡辺サヤ
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