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私が娘に伝えたいこと・・・「傷つかないように生きているだけでは人は幸せにはなれない」

湘南に暮らす心理カウンセラー 
渡辺サヤです。

2月のカウンセリング残1席になりました!

過去の傷

傷ついた経験

その傷から心にひびが入り、広がっていき、他に影響が出る

そんな思いを何年も引きづって生きていくのが人であると思います。

その傷は、幼き日に両親との関係でついたものだったり・・・

または、いじめだったり失恋だったり、、人によって様々です。

私は小さい頃から「優しい」と言われることが多く、テニスをしていたときも「闘争心のなさ」を親から指摘されたりしていました。

一人っ子で競争相手が居なかったせいもあったと思います。

実は、私の下の子も、サッカー少年なのにも関わらず、やはり優しい性格なので、闘争心がないことが私たち夫婦の悩みの種になっています(笑)

人は変わらない、そう思う方も多いと思いますが、私は、人は変わると思っているタイプの人間です。

まあ、たしかに変われない人もいますが・・・

その人が「人生に対して」、また「自分について」真剣に考え始めた時から少しづつ変わっていくと思います。

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私が本気で自分に対して向き合い始めたのは26歳からでした。

当時の彼(現在の夫)にひどい振られ方をしてから、失った自信を何とか取り戻そうと、色々なことに挑戦しましたが、全くうまくいかなかった時期がありました。

前に進まなくてはと始めた新しい恋愛でも傷つくばかり、、職場では女性同士の関係に疲れる、パワハラ、セクハラ・・・

実はお金を騙し取られてしまったこともありました。

恨みを買った女性からの影響により、痴漢で怪我を負ったことや、ストーカー被害にあったこともあります。
(バランスを崩すとなぜか悪いことって続くんですよねー)

人に対して、特に男性に対しては、強い怒りと恐怖心があったので、「誰でもいいから傷つけたい」そんな衝動にかられることもありました。

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当時のことを振り返ると今でも心が痛みます。
今でも、まるで全身がきしんで痛むような、そんな感覚があります。

30代40代では、人の気持ちがわかるからと、それでもなお、人に優しくしては、結果的に人に利用されるようなことがあったこともありました。

本当にいろんなことがありました。

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しかし、振り返ってみると、不思議とそんな自分を後悔していないのです。

仕方なかったなって思える。

心の傷は完全には癒えることはなく、思い出しては涙が出ることも多いのだけれど、、

よく考えたら、私はそれほど「救ってあげたい人」「愛することができる人」に出会ってきたのです。

だから救えないと分かると自分を責めていたんですね。その結果、悪いことを引き寄せてしまっていたわけです。

世の中には「不誠実な人」というのが居ます。

しかし、その人の全てが悪ではないのです。

擁護するわけではないんですがね、、光る何かがあった

その人の中に孤独をみた

そして、愛や罪悪感をみたのです

ただ、その人が闇に落ちていっただけ・・・

決して悪人ではないと思うのですよ。

そのたびに、自分で決めてきました「私は闇側には落ちない」と・・・

人を信じる、人を愛する

この二つが出来るように自分を整えることは、結構大変だし、しんどいので、止めてしまった人を何人も見てきたけれど、、

「幸せ」になることを止めることでもあるので、止めない方がいい。

傷つかないように生きているだけでは人は「幸せ」にはなれない。

この歳になって心の底から思うのです。

そして、何度でも立ち直り、、挑戦し、痛みを愛に変えるような生き方を繰り返すことによって、はじめて、自分の強さを実感し、自分に満足できてくるのではないでしょうか。

人は変わることができます
そして、人が変わるのは愛のためです

今日は娘のお誕生日です

親としては娘には自分と同じような思いをさせたくありませんが、彼女の人生にも、今後色々なお誕生日が訪れると思います。

どんなときも、自分に負けることなく「愛」をベースに生きて欲しい。

少し早いですが、娘にそんな言葉を送りたいと思います。

渡辺サヤ

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