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フリーランスになったら、理想の生活が見えてきた

私は社会人から看護師になり、5年目になります。

先日、新卒から4年半お世話になっていた病院を退職しました。

きっかけは、男性患者からのストーカー被害です。

2年くらい1人で悩んできましたが、エスカレートしてきたので、病院から注意をしてもらおうと決意し、看護部長に相談しました。

看護部長と院長はこの件にとても慎重な対処をして下さり、まずは弁護士さんに相談してくれました。

そして「警察に相談した方が良い案件」というアドバイスをされたと、私に報告がありました。

私はそこまで大事にするなんてと躊躇いがあったのですが、警察に行くことを強く勧められ、結局は事務長と一緒に警察署に行きました。

そこで何と、相手が猟銃を持ってるっぽいことが発覚。

「すぐに本人の所に行き、ストーカー行為をやめるように注意したい」という警察に対し私は、「本人を刺激したくない。逆恨みされそうで怖い」と最初は拒否しました。

でも警察の方に
「ストーカー行為は、注意すれば大体止みます。稀に逆上されることもあるので100%安全ではないけれど、ここは警察に対応させて欲しい」と熱心に言われ、確かに警察はそういうことのプロだなと思い直し、お願いすることにしました。

病院側の対応としては、他院に紹介状を書き、この病院への出入り禁止という方針になりました。

翌日。
朝一番で警察が本人の自宅に行き、私への付きまといがストーカー行為に該当すること、病院と私には近付かないように、と注意をしてくれました。

本人は「通院できなくなるのは困る」と動揺していたそうですが、結局は出禁を受け入れ、紹介状を受け取りに来院した時に、外来や受付のスタッフにきちんとお別れの挨拶をしていったそうです。

あまりにも綺麗な去り方に、「なんだ、良い人じゃん」となり、「警察や出禁はやり過ぎでは?」という空気が漂うように……。

私は職場での居心地が悪くなってしまいました。
業務でも不当な扱いを受けていると感じたので……退職することにしました。

看護師として成長するために、必死で頑張ってきた病院を退職するのは本当に辛かったです。

次の仕事を探さなきゃ……と思っても、全く心が動きません。

そもそも、看護師ってハードワーク過ぎる。
若い時からやっていた方ならともかく、社会人から始めた私には、筋力も体力も足りない。
一日が終わるとへとへとで、足も腰も痛くて眠れなくて、整体やマッサージに行くたびに「体が疲れ過ぎています」と言われてしまう。

それに比べて、リモートワークで仕事をしている家族は、体もきつくないし、通勤や対人関係のストレスが無くて楽そう。

いいな、私も家で仕事したい。

そして私は、「そうだ、フリーランスになろう!」と思い立ちました。

シナリオライターは退職前から始めていて、あるチャンネルさんに2本採用されていました。
そちらのクライアントさんは単価は高いけれど頻度が少ないので、収入源としては期待出来ません。
なので、もっとクライアントさんを増やし、数をこなせば稼げるようになるのでは?と考えたのです。

始めた時の記事はこちら!

自宅で物書きするお仕事は、私にはとても合っていました!

朝、出勤の準備をせずに、のんびり出来るのが凄く嬉しい♪
また、ストレスで過食傾向だったのですが、食欲が凄く落ち着きました。

ただ、収入は激減です……。
ライター業だけでは食べていける収入を目指すのは今の私では難しいと感じたのと、人との関りを無くすのが怖いので、今後は午後だけクリニックでバイトをして、最低限の収入を確保しようと思っています。

マイペースに生活出来るようになったおかげで、今まで流されるようになっていた人生のいろいろなことを、考える余裕が出来ました。

フルタイム時代は何も考えずにお金を使いまくってたけど、これからはお金を大切にしよう。節約して生活し、税金や貯金についても勉強して、将来のことを考えながら、賢く暮らしていこう。

食生活も外食や惣菜ばかりだったけど、ちゃんと自炊して栄養採って、綺麗で健康的な体を目指そう。

あと、自分の為の創作もしたい。
書きたいと思っていたけど忙しすぎて書けないネタが溜まっているので、どんどん形にしていきたい。

そういうことを考えながら、生活を少しずつ改善しているのですが、とても満足度が高い。
自分自身と向き合いながら、時間とお金を大切にしていく日々を送るのが、私にとっての理想の生活なんだな……と思いました。

この生活を手放さないように、ライターのお仕事、頑張っていきたいです!

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