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「やらずに後悔するより、やって後悔」で、やって後悔している話

だらだらとネットサーフィンをする中で見つけた、「恋人がなかなか出来ない人が、簡単に結婚できる方法」という記事に飛びつく30代喪女。

内容を簡潔にまとめると

・結婚に外見や性格の良し悪しはあまり関係がない。外見や性格がとんでもない男女でも結婚できている

・結婚できた女性に共通しているのは行動力

・ちゃんと婚活をしている女性は、簡単に結婚できている


ちゃんと婚活して結婚できなかった女がここにいるんだよぉおおおおお!!!!


「結婚が出来ない」と言うと、「努力してないんじゃない?」「白馬の王子様を待っていただけなんでしょ?」という定番の叩かれ方をされる。

かつて私は自分がモテないことを自覚し、「若くなきゃ結婚できない!」と23歳あたりから婚活を始めた。相談所に入ったのは25歳くらいだったか。お見合いパーティーも、多分十数回は参加している。20回は恐らく行っていないと思うが。

この婚活で、いったい何人の男性と出会ってきたのだろう。パーティーも合わせたら、軽く50人は超えるのではないだろうか。

しかし駄目だった。「女ならブスでも入れ食い状態」と言われる20代ですら、私は男性のお眼鏡にかなわなかった。


私は婚活したことを後悔している。

それは時間やお金を無駄にしたからではない。「若さ」という一番値打ちがある時期でさえ、自分は選ばれなかったという敗北感と劣等感を嫌でもなく突きつけられたからである。

若さすらない私に、何か差し出せるものがあるのか?ヒモを養うほどの金はない。美貌があるわけでも無い。コミュ強どころかコミュ障。処女?そんなもん何の価値もねーよ!犬にでも食わせておけ!

私はむしろ「白馬の王子様をひたすら待っていたので結婚できませんでした」と言い訳できる女性が羨ましいのです。


※お見合いパーティーや相談所、マッチングアプリでは結婚できないというわけではありません。それらを利用して実際に喪女仲間はどんどん脱喪していったので

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