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英語ができるようになったらダンスが上手くなった話。

お久しぶりの投稿です。KARINです。
今日は、ワタシがバンクーバーに留学していた時のことをお話します。

この記事を書くために当時の写真を探していたら
時は2017年10月、だったよう。

これはバトルイベント。簡単に言うと
即興で流れてくる音楽に合わせて即興で踊って
対戦相手とバトルするって言うもの。

実を言うとワタシはこのバトル、本当に嫌いです。笑

なぜかというと、即興で踊れないから。
音に合わせてリズムは取れます。
でも即興でかっこよく踊るのが本当にできない。

学生時代も、決められた振りを踊るのは好きだし
よくイベントにも参加してたのですが、

「はい、あなたの好きなように踊っていいですよ〜」
と言われると、途端に頭真っ白。

カッコ悪いワタシ、見せたくない」という気持ち。
完璧じゃないワタシ、恥ずかしい」という気持ち。

決まった振り、練習した振りじゃないと怖かったんです。

なのに、当時通ってた現地のダンススタジオで
仲良くしてくれた地元ダンサーに誘われた練習会は
まさかのこの即興ダンスの練習会。
学校でも毎日緊張しっぱなしだったのに
ここでも毎回緊張でいつも心臓の音が聞こえてました。笑

それが2ヶ月後にはバトルに自ら出て、
結果は多分全然ダメだったんだけど、
でも、楽しかったな〜と言う気持ちだけ覚えてます。

そうそう、学校でも毎日緊張しっぱなしだったと言うのは、
ワタシ、全然英語話せなかったんです。

ちなみに当時の英語力は
・ノー勉でTOEIC750点くらい
・大学の英語のクラスは一番上のクラス
・得意科目は英語です。と言えるくらいの自信

にも関わらず、いざ語学学校で上級クラスに入ったら
not fromアジアのクラスメイトのスピーキング力の高さに
全然ついていけなさすぎて、本当に苦しかった・・・

カッコ悪いワタシ、見せたくない」という気持ち。
完璧じゃないワタシ、恥ずかしい」という気持ち。

ここでも登場。周りのペラペラなクラスメイトの前で
自分が話せないことを見られるのが恥ずかしすぎて
最初は「寡黙な日本人」を見事に演じきってました。笑

でもそこから、運がいいのか悪いのか
日本人に会いたくてもいないTTって環境で
2ヶ月くらい、ほぼ日本語も口にしない、
カタコトすぎる英語しか話す手段がない状況になり

ネガティブな気持ち、言い換えればプライドも
無視してくしか生きる術がない環境にどっぷり浸かったら

この頃には、どんなにぐちゃぐちゃな文法でも
単語並べただけの分でも
気にせず口から発せられるようになってました。

そのタイミングでの、ダンスのバトルイベント。
もちろん、毎週練習会に出てたこともあるけれど、
周りのオーディエンスがその練習仲間たちで
かなりアットホームだったのもあるけれど、

周りの目を気にせずに思うがままに体を動かすのが
本当に気持ちよく感じられるようになってたのには
自分でも本当にびっくり。

こんな体験をしてから、より一層「英語」が好きになりました。

英語の勉強を通して学べることって、英語だけじゃないんです。
本気でやればやるほど、絶対に自分と対話しなきゃいけない時が来る
今の自分から変わらなきゃいけなくなる時が来る

それを乗り越えると、英語だけじゃなくて
日常の他のことにも作用して、毎日がちょっと、より楽しくなる。

今は英語コーチとしてたくさんの生徒さんと
関わらせていただいていますが、
ワタシが一番やりがいを感じるのは、
生徒さんたちが英語を通して、何かを乗り越え、
そこで得たポジティブなエネルギーをシェアしてくれた時

今日もそんな嬉しいことがあったので、
ふと、自分のことも思い出して書いてみました。

久しぶりにダンスもしたいなあ。

KARIN


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