通常学校と特別支援学級と特別支援学校のはなし2 特別支援学級編その1

こんにちは。

今回は特別支援学級の話をしようと思います。

この話は昔の話。
昔の特別支援学級は、退職間近の先生が担任になることが多かったです。
理由はいろいろ聞かされました。

ベテランだから。
普通のクラスの担任をもつのが難しいから。
校内事情。
退職金が増えるから。
(退職金は最後のお給料がベースになって、
計算されるそうです。
特別支援学級は手当がつくので高くなるんですね)

私は、当時の校長先生から
「なる人がいないから頼む」と言われて、でした。
まあ、通常学級でうまく行ったといえなかったですし
私から見てもなかなか、学校内でなり手がいなかったように思います。

さて、担任してくれと言われても
自信がありませんでした。
当時はなんにも、特別支援の知識もなかったですし
それまでなかなか成績が上がらない子供をどうしたらいいか、悩みまくってたからです。

そんな私が担任…。

知的のクラスで、最初は5人でした。

とにかく、成績を上げてあげたかった。
例えばいじめを起こさないために
基本は「わかりやすい授業をすることだ」と言われたりします。

担任していた子たちはほとんどが通常学級では弱い立場でした。
だから、知識をつけてあげたかった。

ときには授業で同時に違う学年の子どもを教えてましたが
効率よく教えるためには?待たせないためには?と
いつも私が二人いればいいのにと思ってました。

成績はあがりました。
しかし、校長先生からは「促進学級ではないのだから」と。
つい、塾や家庭教師でアルバイトをしてたクセが出てしまったんですね。

解ければいい、来年困らないように、なんて
ちょっと急いでしまっていた。

大事なことは、塾ではないので
その子にあった力をうまくつけること。

そのことにこの頃やっと気づくわけです。

もちろん、学年相応の内容が大事だったりもするので
保護者さんと冷静に
学習の様子や、やり方をすり合わせながら
進めていく必要があります。

まだまだ、書き足りないのですが
今日はこのへんで。

この後、私がこれからも特別支援教育に進もうと思う時期になります。

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