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わたしがおもう、「妄想しやすい賃貸検索アプリ」をデザインしてみた。

こんにちは。インターンのきやまです。

突然ですが、、、私は彼氏が大好きです。

会社でもいつも「か、彼氏に会いたい。」と思いながら毎日働いています。

彼氏と一緒に住みたすぎて、あれやこれや妄想しながら一緒に住む家探しをするのが大好きです。

「あれもいいな〜、こんなのもいいな〜」と考えながら物件を見るのって、ちょー楽しくないですか?(もしかして、私だけ?)

私がいつも検索している条件は下記の通り。

・駅の指定
・徒歩10分以内
・1LDK
・35㎡以上
・バス・トイレ別
・独立洗面台
・フローリング
・エアコンつき

ハッピーな妄想をしつつ、検索するときはかなり現実を見てます。

いつ一緒に住むことになっても検索の準備は万端です。

この検索結果を片っ端から見ていって、想像が膨らむ物件にお気に入りしています。

しかし!!!

お気に入りしたい物件にめぐり逢うまでの道のりが意外と長いのです。

写真を見るためには詳細画面に行かなくちゃいけないし、せっかく見たのにお風呂が汚かったり(なんとバランス釜の時もある)キッチンが狭かったりすると、速攻で一覧に戻ります。

数秒ですが、なんとなく無駄なことをした気分に…

他にも

・どこの写真かわからなくて想像できない
・小さすぎる暗すぎる
・間取りと外観しか載っていない

など、家探しにおける写真問題はかなり根深いです。

また、なかなか見つからないと

「もしかして徒歩11分のところに良い物件があるんじゃ…?」
「34㎡の素敵な物件があるかもしれない…!」

と何回も検索し直すはめになってしまいます。

でも条件が多すぎて、自分が指定した条件を見つけるのも一苦労。

「私は最初から写真だけをちゃっちゃと見て選びたいんだ!」
「気に入らなかったらちゃっちゃと条件を広げたいんだ!」

ということで、今回は私が思う使いやすい賃貸検索アプリをデザインしてみました。

私のオリジナル賃貸検索アプリの特徴

まずはじめに、このアプリの重要な機能は3つです。

①写真から物件を探せる
②間取りと写真が連携している
③条件を広げられる

①写真から物件を探せる
私が一番欲していた機能です。
インスタのストーリーを参考にしました。
見た目や好みなどの写真でできる直感的な判断がスムーズにできるので、ざっくりと絞り込みをするのが簡単になります。

②間取りと写真が連携している
間取りと写真を同じ画面で表示し、どこの写真を見ているのかを間取りで示してくれます
これでスワイプしまくって間取りと部屋の写真を何回も見比べることは、もうありません!

③条件を広げられる
ちょうどいいタイミングで現れる条件を広げる提案、そのまま変更画面へ。
指定している条件しか出てこないので、変えたい条件を簡単に見つけられます


知りたい情報をちゃんと比較できる【一覧画面】


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条件を指定して検索した後に表示される、検索結果の一覧画面です。
下タブの「表示切替」で、写真で物件を探す画面に切り替わります。
このアプリは写真を見ながら探していくのがメインなので、ここは「指定した条件でどんな物件が載っているのか」をざっと確認するための画面です。
検索後すぐに目に入る物件がより多くなるように、カード形式にしました。


最重要!ラクにたくさん見れる【写真・間取り画面】


画像2


写真から物件を探せる画面です。
使い方はインスタのストーリーと同じで、タップで写真の切り替え、スワイプで物件の切り替えができます。
写真を切り替えると間取りの印も移動するので、部屋のどの場所かすぐわかります
また、間取りの印をタップしてもタップした場所の写真に切り替わります。
外装より内装の方が重要だと思うので、外装は写真の最後にしました。近隣のお店の写真は私はあまり必要ないのですが、みなさんはどうですか?

この画面に家賃など基本的な情報を載せるか迷いましたが、詳細画面をサラっと見てから(欲しい情報だけ見てから)お気に入りする&詳細画面との行き来が上下スワイプ でスムーズにできるので、省きました。


真面目に設計してまとめた【詳細画面】


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物件の詳細情報が載っている画面です。
指定した条件は範囲なので、具体的な数字が気になる情報をファーストビューに持ってきました。
テキストだらけになりがちな詳細画面ですが、太めのフォントやポップな色合いを使うことで、フレンドリーな印象にしています。
セクションのタイトルがアイコン付きで目立つので、見たい情報にすぐにたどり着けます。
また、周辺情報でよくある「コンビニまで〇〇m」ですが、全然ピンとこない&物件の駅徒歩の表記に合わせて、「徒歩〇分」にしました。


気が利くタイミングで【条件を広げませんか?画面】


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物件を10件見るごとに出てくるモーダルです。
10件というのは私が「良い物件が出てこないな〜」と思い始めた件数なので、良いか悪いかはわかりませんが、今回は10件ごとにしています。
「このまま続ける」か右上の×で引き続き一覧画面を見ることができます。
「条件を広げて検索する」で指定条件の変更ができます。(この次の画面です。)


ちょっとだけ広げて見てみたい人の為の【条件変更画面】


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条件を広げる画面です。
ここはあくまでも条件を広げるところなので、今指定してある条件の項目のみを表示しています。
条件を広げたらその分物件も増えるので、閲覧済の表示or非表示の選択も重要です!


まとめ


私が妄想に使いやすい賃貸検索アプリが出来上がりました。

物件画像で選定している人は「私以外にも多いのでは?」と思っています。

物件の検索にはざっくり絞り込みじっくり詳細確認という二つの行動を無意識のうちにやっているなー、と作りながら思いました。


私にとっては、「画像を見て物件のイメージが湧くかどうか」が物件選定において多くの比重を占めているので、「画像をどれだけ最小のコストで見ることができるか」が、カギを握っているようです。

「こうしたい!」と思ったことをそのままデザインに反映させただけあって、私にとってはかなり使いやすいアプリなんじゃないかと(自信アリ!どうでしょうか。。。)

でも作っていて感じたのはこんなにたくさんある情報を1つの画面にまとめあげている「既存の賃貸検索アプリすごー!!」って静かに感動しました。

一緒に住む予定もないのに、アプリのデザインをしてるのが悲しくなってきたのでもう終わりにします。
あー早く彼氏に電話したい。

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