カミュ『ペスト』
「コロナの今こそ」「予言みたい」と話題の書。ですが個人的にはこれ読むの今じゃなかった！と強く思っている。多分この小説は通常ならペストを色んなものに解釈できるように作られているはず。SNSだったり何かの社会現象だったり。だがコロナ渦中の私には完全に「ペスト=コロナ」にしか読めない！本来もっと汲み取れたはずの寓意や抽象性が全く得られずにただただ「やぱそうなるよねー」と読んでしまう。本来的な読み方ができなかった感覚が大きすぎる！過去作品のDVD-Boxを買うための資金にいたします。レビューにしてお返しいたします！