窮鼠日記63 めちゃ速サチ太郎(ミクシィに過去に書いた日記)
2008年06月14日13:37
昨日の東大和の店の夕方は忙しかった。最近給料日だろうがハナ金だろうがヒマ、ヒマ、ほんまにヒマという期間が長かったが、昨日は団体客が襲来して視界がダイダイ色になるほど高速で働いた。咳止めの風邪薬を呑みたかったが、それどころではなかった。中盤では自分で麺をゆで麺器にブチ込んだものの、どれが何ラーメンの麺なのか、見失ってしまうほどに、最もやりづらい配列での集中オーダーにホンロウされまくった。
それでも、これまでの生涯37年間で出してきたスピードを、さらに上回る速さで調理するしかなかった。
だが、サチ太郎はさらに速かった。ひまなランチタイムは死んだ魚のような眼をしていたサチ太郎だったが、夕方は俄然イキイキしていた。
さっきフライヤーで唐揚げを拾っていたと思ったら、その2秒後にはギョウザを出していた。
もう一人の新人の男の子、ニシ君がギョウザを出してくれてるのかと思って振り向いたら、サチ太郎だったので本当に驚いた。
フライヤーとギョウザを焼くグリルマシンは厨房の端と反対側の端に据えてあって、10メートルくらい距離があるのだが、サチ太郎はその距離を2秒で移動していたのだ。
さらに、料理の供出が遅くなる客席には予め声かけをしておくなど、サチ太郎のナイスセーブでノークレームで切り抜けられた。ロッテのキャッチャーでもつとまるくらいの有能サチ太郎の活躍に助けられた一日だった。
今日は店の隣りのつるかめランドで牧場発いちごオーレ(180CCの紙パック)の、期限切れ直前1本10円たたき売りセールをやっていたのだが、店が忙しすぎて買いに行けなかった。かえすがえすも残念だった。
サチ太郎が買いだめしていた分を少し分けてくれた。
ありがとうサチ太郎。