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2018.12.14〜16日記「よいホモとわるいホモがでる作品を見た(あとパワプロもやった)」

14日

朝:朝バナナ

昼:パスタサラダとタンスティックとおにぎり(焼きしゃけ)

夜:ラーメン

15日

朝:なし

昼:なし

夜:肉ご飯とラーメン(映ってないけど餃子も)

16日

朝:なし

昼:なし

夜:プリンとブラックサンダー


休日、ずっとパワプロをやっていたら終わってしまった。何か色々とやる予定があった気もするのだけど、そこら辺はパワプロをやっていたらもう全て忘れていた。小説、書きたいコラムが2,3個あった気がするのだが……。

noteではあまり書いてこなかったけど、私はソーシャルゲームではパワプロをやっている。始めてから半年くらいだけど、ぼちぼちの額を課金した結果、ぼちぼちな感じにキャラが揃ってきている。

上の図は、見る人が見れば分かる半年でたどり着くためには結構な代価を支払う必要があるBOXである。最近はさすがに課金は控えている(なぜならお金が無いと人間は死んでしまうので)。

現在新シナリオのマントル辺境高校が来ており、それがかなり面白くこの2日間はずーーーっとやっていた。かなりシステムが複雑で、かつまだyoutubeにも攻略方法が上がっていないため、自分で手法を練っていくのが実に楽しい。

そのせいで日曜日なんてご飯すら食べずにやっていたくらいだ。おなかぺこぺこである。

私は夢中になりすぎると食事を面倒臭いと思ってしまう良くあるタイプの人間で、休日とかは朝昼と何も食べずに過ごしてしまい、空腹に耐えかねて仕方なく夜にラーメンを食べることが多い。悪癖である気がするので少しどうにかしたい。


14日、お仕事帰りに映画館に行き、ボヘミアン・ラプソディを観た。森キャベツ先生から「良いホモと悪いホモが出る作品で面白いよ」と、全くそそられないお薦めをされたので取り敢えず観に行ったのだけど、かなり面白かった(以下、多少ネタバレ内容があります)。

私はクイーンについて全く詳しくない。「フレディ・マーキュリー……?どこかで聞いたことがある名前だな……」くらいの知識で、曲についても「I was born to love you」くらいしか分からない(何かのドラマの主題歌だったので)。なのでフレディがどうなるのかとか全く知らなかったのだけど、それがいい感じにはたらいていた気がする。

ただ序盤「悪いホモが出る」という森キャベツ先生からの事前情報があったせいか、「これは一体誰が悪いホモなんだ……?!」という私にだけ向けられた謎解き要素があり、本筋そっちのけで推理をしてしまった。

フレディが最終的に悪落ちして悪いホモになるのかな、と予想をしていたのだけど違う展開だったので意図せぬ形で裏切られたと言える。ぜったいにこの楽しみ方は違うと思う。

そんなくらいフレディがどうなるのか知らない、そもそもクイーンに興味のなかった私でも楽しめたのはやはり音楽の力が大きかったと思う。

有名なバンドだけあってクイーンの音楽シーンはめちゃくちゃ良い。フレディの高音が聞き心地が良いし、パフォーマンスも観ていて面白い。それが迫力ある映画館の映像と音声で流れてくるので盛り上がらないはずが無い。

今回応援上映という、皆が声を出して良い上映に初めて行ったのだけど、ライブシーンで隣に座っていた人達が手拍子をして乗り出したくらいである。

特に最後のライブ・エイドでの演奏が本当に最高だった。不安と挫折と失望と僅かな希望を含めた展開の後にある、最高の演奏。こんなものカタルシスを感じないはずがない。この展開は王道ながらも絶対に盛り上がる。間違いない。

ライブ・エイドにて、タイトルにあるボヘミアン・ラプソディが流れ出した瞬間、映画館で歓声が上がる。私も例に漏れず「うおおおお!!」と盛り上がってしまった。思い出しても最高である。うー、もう一回観に行きたい。

ただ、最後の演奏に繋がるシーンまでは暗い展開も多く、結構はらはらしていたと思う。

カタルシスに繋がるまでのタメのシーンを描くのは結構難しく、現在アニメ放映中の「ゾンビランドサガ」も7,8話に比べて6,10,11話は(それ単体で観れば)盛り上がりに欠けるきらいがある。その後のカタルシスの解放がまだなので当然でもあるのだけど、あれくらい面白い作品でもタメの回を面白く描くのは難しいのだ。

ボヘミアン・ラプソディに関しても、何も知らない私はやはりタメのシーンは相当不安になった。しかしこの作品にはまず史実があるのだ。「この暗い展開の後に最高のライブ・エイドがあるのだ!」という、視聴者が既に知っている、約束された勝利に向かう安心感があるというのは大きい。

この約束された勝利があると言う安心感は、例えるならワンパンマンのサイタマが後に控えているという感覚に近いのだろう。ストレスのあるシーンも安心感さえあれば楽しく観ることができるのである。

もちろんストレスそのものを楽しむという人も結構いるとは思うのだけど、安心感を求めている人も少なからずいるはずである。今回クイーンを良く知っている人はきっとかなり安心して最後の展開までを楽しめたと思う。

それ以外にもLGBTの要素、現代の人間が抱えている言いしれぬ孤独感とか時代性みたいな、なんか映画評論サイトでしっかり考察されていそうな要素があったのだけど、その辺りに関しては難しいので特に触れない。

とにかく最後の演奏が最高であったので私はもう一度観に行きたいと思った。とても良い作品であった。


家に帰り、iTunesでクイーンのベストアルバムを買った。私は影響されやすいのである。

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