TAKETORI THE BLOOD OKINA 2
竹取の翁の竹槍がえいりあんのぶらすたあを貫く!
「SHIT!」
ぶらすたあを捨てびいむそおどを抜くえいりあん。
だが竹取の翁が速い!
目にも留まらぬ四連撃がえいりあんを捉えた!
「KILL...THE...MIKADO...」
鮮血を吹き出し膝をついたえいりあんにとどめを刺すべく翁が竹槍を大上段に構える。
だが、まさに頭を叩き潰そうとしたその瞬間、現場に到着した炎の式神の第二陣が自爆特攻攻撃を開始した!
「陰陽師め! 敵と味方の区別もつかんのか!」
爆風を側転回避する翁! 自爆の合間を縫ってえいりあんに再接近しようと試みるが……えいりあんの姿が消えた!
見よ! えいりあんは天の羽衣を使い上空を飛んでいる!
「チイッ!」
腹立たしげに竹槍を地面に突き刺す翁。彼が伝説の防人であったとしても、空を飛ぶ事はできない。
ならば、撃ち落とすのみ!
「今は昔、竹取の翁という者ありけり」
琵琶法師のような声で翁が真言を唱える。
すると竹槍が地面に根を張り、瞬く間に一本の竹へと成長した!
【続く】
【1話】
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https://note.mu/karate315/n/nd053a97a47c5
メイクマネー、したいのさ。