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『個性』は自分と他者の間にある

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【軟水のたそがれ】
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毎週日曜日の夜に更新しています!

この【軟水のたそがれ】は、

僕がTwitterで毎日更新している「#軟水のつぶやき」を、深掘りするエッセイ。

新たな1週間が始まる前に、何か大切なことに気がつくキッカケになれば嬉しいなと思っています(*^^*)

・・・本日取り上げるツイートは、↓コチラ!

・・・今日は、『個性』について!

さっそく深掘って生きましょー!!

■周りとの『差異』に自信を持てなかった

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僕は小学生〜大学1年生まで、ずっとサッカーをやっていました!

それだけ長くやっていれば、さぞかしだろうな〜と思うじゃないですか?

・・・さぞかし!ね・ω・

だけど、これだけ長くやっているのに、『サッカー脳』のレベルが超絶に低かったんすよね。

『サッカー脳』っていうのは、”状況判断力”とか、”戦術理解度”といわれる部分ですね。

「僕がこう動いたら、その空いたスペースに味方が走り込んでくるから、そこと連動する!」

みたいな、先読みが超絶に苦手だったんす。

・・・その一方で、得意なこともありました。

それは、『キックの精度』

狙ったところへボールを蹴るのが得意だったし、右利きだけど、左足も正確でした(^^)

試合でPKを外したことはないし、高校で引退する時にボールに寄せ書きを書いてもらったんだけど、「レフティーモンスター」って書いてあるよ(^^)

めちゃ嬉しい♪

・・・僕はボールを蹴ることが大好きで、中学時代は、そればっかり練習していたんす。

でも『サッカー脳』が低い選手って、監督からしたら「めっちゃ使いづらい選手」なわけですね(^_^;)

監督が求めることを、理解できていないわけなので。

そんなわけで、中学時代はレギュラーを取ることもなく、自信も持てずに過ぎ去って、悔しかった思い出があります。

■仲間からの肯定で『個性』が輝き出す

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高校へ入学した当初も、相変わらず『サッカー脳』が低い、僕。

身体能力を駆使するだけの、荒削りなプレーだったので、監督の目に止まるはずもない。

・・・だけどね?

中学時代と大きく違ったのはさ。

チームメイトが、

「としのキックはスゴイ!」

「左足めっちゃ上手い!」

と、僕が大切にしていた部分を、肯定してくれたんですよね(^^)

(当時は、からっちではなく、「とし」と呼ばれていたよ♪)

そこで、自分の個性を肯定的に捉えることができて、ますます練習に励むようになったんす(*^^*)

僕よりはるかに上手なチームメイトたちも、僕のキックのことを認めてくれた。

だからこそやっと、彼らの『サッカー脳』を学ばなきゃ!って思ったんですね。

彼らがなんで、試合で起用されるのか?

監督から評価されているのは、どこなのか?

そこへの関心が高まったんす!

そして、何よりも大切なことがさ。

「自分のことを認めてくれたチームメイトのために、自分の『サッカー脳』を高めなきゃ!」

・・・こう思えたこと。

自分が苦手な『サッカー脳』を鍛えることで、自分の個性がチームのために活きるはず!

これは、僕の個性を尊重してもらえたからこそ、辿り着けたものだと思います(*^^*)

■【さいごに】『個性』は他者と自分の間にある

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他者と関わるときには、『自分と違う部分』に、目がいきやすいですよね。

「相手がどういう人間なのか」という判断基準は、常に自分の中にあるから。

相手が「俺は優しい人間だ!」と言っていても、自分に優しくしてくれなかったり、他人に優しくしていない姿を見れば、「彼は優しくない人間だ!」と思うよね(^_^;)

・・・そして、「自分がどういう人間なのか」という判断基準は、相手の中に求めてしまいやすいですよね。

相手と自分との違い=『差異』を見つめることで、自分が何者なのかということを、決めるしかない。

人間は、人と人の間を生きている存在だからね。

他者との間柄で、自分の人柄(個性)を判断するしかない。

・・・だからこそ、自分の個性を肯定してもらえると、嬉しくなるんよね(*^^*)

自分は他の人よりも、「人目を気にしがち」という『差異』があったとする。

「他人の目なんて気にするな!」と言われれば、「人目を気にしている自分はおかしいんだ」と思ってしまう。

・・・でもね?

「他人のことを良く見てるから、かゆいところに手が届くよね」と言われれば、「自分は誰かの役に立てるんだ!」と思える。

これこそ、『差異』が『個性』になった瞬間。

・・・差異があるのは、当たり前なんよね。

その差異を肯定するか、否かで、全てが変わる。

『個性』は、自分の中にあるものじゃない。

他人との違いを肯定できて、始めて見えてくるものだ。

生まれつきに『個性』を持っているわけではなくて、他者との関わりの中で見えてきた偏りが、個性になっていくと思うんよね(*^^*)

だからこそ、自分がまず他者を肯定することで、力になれることがたくさんあるはずなんよ!

・・・今日は、これにて!

このブログを書いたからには、もし僕が周りの人よりもスベってたら、さぞかし肯定してもらえるんだろうなぁ♪

さぞかし!!!

・・・読んで頂きありがとうございます!

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↓前回の【軟水のたそがれ】です♪

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