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推しの飴ちゃん

*読みもの

「推しの飴ちゃん」


飴のことを「飴ちゃん」と呼ぶのって
すてきだなっていつも思う。

ちょっとほっこりするような、
懐かしいような、
安心感を感じる言葉。


飴ちゃん常備派の私には
大好きな飴がたくさんあって
とてもとても
1位の飴は選べない。

それでも
敢えて最近の推しを語るならば
不二家レモンスカッシュである。

まずパッケージがかわいい。
「ちょっとレトロで
ちょっとお嬢さんな水玉ワンピース」
みたいな佇まい。

レモン味はキュッと酸っぱく、
後になって
ほろほろ・サクサクと
口の中で崩壊する感じがたまらない。

崩れる時にシュワっとするので
名前の通り、
レモンスカッシュ感の
ど真ん中を撃ち抜いている。

これを開発した人は

レモンスカッシュの
シュワシュワ&キリッとした爽やかさ、
割ときゅんとくる酸っぱさ…

そのひとつひとつを
一回、自分の魂に入れ込んで

それから
全然形状違いの「飴」というお菓子に
アウトプットしたんだろうと思う。

気合いが入っている。
そうじゃなきゃ
液体である炭酸飲料が個体の飴ちゃんには
なり得ないはずだ。

開発者の
才能と情熱に支えられて
今日の私の飴ちゃんライフがある。


この記事書きながら
いただきました。ご馳走様です。



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