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InDesignで小説同人誌をつくる フォント編

フォントについて「好み」と言われてしまうとそれまでだ。個人的にはMacの標準のヒラギノ明朝、Windows標準の游明朝でもじゅうぶん綺麗だと思う。それでもこだわりのある友人知人に聞いたところ、下記のフォントを使っている人が多いようである。

モリサワ リュウミン
イワタ イワタ明朝体オールド

私はAdobeの重課金者なので、小塚明朝体か源ノ明朝(げんのみんちょう)にしようか悩み、より端正でかわいらしさ控えめの源ノ明朝を選んだ。これは簡体字、繁体字、ハングルとアジアの文字を網羅しているので外国人名などを文中に入れる人にもよいかもしれない。Adobe TypeKitで利用可能。
源ノ明朝

ゴシック体、MS明朝、フリーフォント(はんなり明朝など)はアレルギーを持つ人がいるため避けたほうが無難。避けられない理由がない限りはデフォルトのヒラギノ明朝か游明朝を使ったほうが読者に優しい。

級数について

新潮文庫に関してのみになるが、文庫のフォントサイズの歴史を解説している。古い記事になるがこちらがとても参考になる。

フォントサイズは年々大きくなっている傾向になるようだ。現在の新潮文庫の標準ポイントは9.25pt、級数に換算すると約13Q、mmだと3.25mmである。

この設定で文字をA6見開きの上に置いてみるとこのようなイメージになる。

フリーフォントについては下記が詳しいので参照されたし。





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