#5 まさかの自分がADHDだった。

お久しぶりです。百恵です。
今日はまさかの自分がADHD、境界知能だった事を記事にしていきたいと思います。

そもそも、、

ADHDってなに?

ADHDとはよく言われているのが注意欠陥や多動が見られることであり、具体的には

・物忘れの酷さ
・すぐものをなくす
・忘れ物が多い
・落ち着きがない
・思った事をすぐに口にしてしまうため失言してしまい周りにどん引かれる

などなど、多数ありますが私の症状だとこんな感じとなっております。

境界知能ってなに?


境界知能というのは、【IQが70-84の方】を指し、知的障害まではいきませんが、他の方に比べてIQが低いため周りの人と馴染めず、日常生活に支障が出てしまうけども特別支援が受けられないグレーゾーンという感じです。

昔の私の特徴といえば、変なところにかなり記憶力はあるけど、普通の人がしないような行動を取ったり、家の鍵を何度も何度も無くしてしまう事が多く、今振り返れば学校の子から『変な子』というレッテルが貼られていたのは覚えています。(特に気にもしてませんでしたが)

この診断の後、唯一の家族である祖母と精神科に行き、昔の私の傾向を聞かれていましたが、祖母曰く『落ち着きが全くない何度もものをなくす子だった』との事でした。

『このADHDの診断をなぜ今更したの?』

みなさんそう思いませんでしたか?

それは、

自分でコントロールできないくらいの異常なブチギレ

です。

昔からブチギレ癖はあったものの、結婚して子供ができてから症状は強くなっていき、初めは『双極性障害』『境界性パーソナリティ障害』と言われ薬を服薬していましたがとうとうそれではコントロールできないくらい怒り狂ってしまい、なおかつ物を爆速で無くしてしまう、どこかへ突発的に行ってしまうなど謎の行動を起こしまくり、旦那に発達障害では?と言われ診察を受けることに決めました。

蓋を開けてみたら検査では境界知能、ADHD。旦那の勘は嫁より鋭かったのです。

どんな検査をしたの?

これ、すごく気になりませんか?

検査の内容は、
・ブロックを手本と同じく並べる
・お題に出された単語を説明する
・数字を決められた位置に書いていく
などなど、あんまり覚えてなくて申し訳ないのですがミッチリ二時間やってきました。

制限時間も設けられていてテンパリ症の私はもうパニックで全然答えられなかったのが印象的でした。

簡単なテストですがなぜか頭で理解できない。言われた言葉もうまく理解できないなど私には地味に苦痛な二時間でした。

この検査を経て出た結果が上記の画像のようなIQや自分の苦手分野を特定する事が出来たのです。

私は『目から入れた情報を脳で理解する』のがとても苦手らしく、物の陳列、片付けがとにかく苦手でまずなにを見て、なにから手をつけて良いのか全くわからないのです。

そこで、片付けに関しては物にジャンル付けをしてみると良いのでは?という単純な答えを検査医師に出していただきました。

ズボンが落ちてるTシャツが落ちてるさあどうしようなにから手をつけよう?なにを見たらいいのだろう?いつもこうなるので、『ハンガーでかけるもの』『畳んでしまうもの』などの部類わけをし、まずは『ハンガーでかけるもの』からとりかかろうと段階を踏んで片付けを行うことにしました。

かといって片付けができるようになったか?と言われたら全然できてはいませんが、いざやろうとなった時にそういったジャンル分けをすることで目から入れた情報をうまく処理することができたのです。

インチュニブという薬との出会い

ADHDと診断され、早速、そちらに効く薬『インチュニブ』の投薬が始まりました。

インチュニブは、まさにキレ症(衝動性)のひどい私にとってはありがたい薬でして、こちらを服用していくと多動や衝動性が落ち着くという効果が期待できるお薬です。

初めは1mgからの投与が始まり現在も徐々に上げていっているような状況です。

インチュニブに副作用はある?

こちら、私の体験談としてかかせていただきます。

インチュニブは元々血圧を下げるために作られた薬と薬剤師から伝えられました。そのため、服用するとかなりの低血圧などが現れます。

実際、私も低血圧になり立ちくらみどころか立てなくなり、仕事の帰りに失神したことが二度あります。

眠気は1mgの投薬からでは全く現れませんし現在も特に私の中でありませんが、血圧の低下が一番副作用として現れていました。

もし服用するのであれば血圧を上げてくれるお薬をご一緒に服用することをおすすめします。

私は、インチュニブ+アメジニウムメチル(血圧を上げる薬)を服用しています。

もし処方された場合には副作用にはお気をつけて服用されてくださいね。

インチュニブ服用後の生活

インチュニブを飲んでとにかく生活が変わりました。

変わった点を五つ紹介致します。

①落ち着いて人の話を聞ける
②ドンキやパチンコ屋のような脳のうるささが消える(これには超効果あり!)
③ある程度物事に集中できるようになった。
④行動力(家事や仕事などの)が上がった。
⑤衝動性によるブチギレがかなり、かなり軽くなった。

こちらの五つです。
とても生活のクオリティが上がり、行動力が上がることによって、後回し癖が少しでも軽くなりましたしなにより相手にブチギレて物をぶち壊すという事が無くなったのです。

今回困っていたのが衝動性だったのでこのテストを受け、診断をもらい、新たな薬の服用によって生活が改善されたことが今1番の喜びです。

ADHDはなかなか理解のしていただけないことが多いので、ぜひ『私もかも、、』と思い当たる面がある方は検査してみることをおすすめします。

服薬で大きく生活が変わりますので。

ただ検査費は私は自立支援手帳があったため低価ですみましたが高いところは高いようなので、費用と相談しぜひ悩みを解決するような診断を受けていくことをおすすめします。

自己判断し悩まずお医者様に頼れるものは頼っていきましょうね。

長くなりましたが、今回はADHDについて詳しく記事にさせていただきました。

次回はついに書きたかった精神科入院編に移りたいと思います。ぜひ次回もご覧になってください。

みんなー!!!!!
生きるぞーーーーーー!!!!!

ちゃお!

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