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☆511☆ 父の日の贈り物と思い出のエッグタルト

父の日、お薦めの日本酒を贈ったKEN。
父の日だねえ、と空を眺めたTOMO。
実家のイベントは基本的にそれぞれが行います。

日本酒は、直送ではなく自分のと一緒に取り寄せたので、
元の箱に隙間ができました。

こういう時、KENはあれこれ袋菓子などを詰めたいタイプ。
今回も業務スーパーで見つけたスナックを隙間なく入れて、とうとう、実家のお父さんに『田舎からの仕送りみたいだな』とコメントされていました。

そんな業スーで、我が家のおやつ用に買ってきてくれたのがエッグタルト。

シナモンロールやカヌレ、最近だとマリトッツォのように
一時期(1999年ごろ)はやったポルトガルのお菓子です。

オーブンで温め直していただきます

トロトロのカスタードクリームとサクサクしたパイ生地のエッグタルトを頬張っていたら、まだ変換前の香港を父と二人歩いた思い出が蘇りました。

当時大阪で働いていたTOMOは関空から、
羽田か成田から来た父とは現地の空港で待ち合わせ。
2泊3日くらいだったかな?

一緒に食べ歩いたり、別々に散策したり、
坂道を登った場所にあるエッグタルト屋さんへは
リクエストしてわざわざ行ったのでした。

当時は甘いものをそれほど食べなかった父が、
見ていただけだったかひと口食べたのかもう忘れてしまったけれど。

TOMOがチャイナドレスをオーダーしている間に、試着させられていたマオカラーの羽織が似合っていたり、路地のご飯屋さんで日本の居酒屋感覚で注文したら、店員さんにジェスチャーで(それは多すぎる)と止められ、そのあと出てきた青菜の炒め物の量に驚いたり。

懐かしいなあ!

香りや味は記憶とよく結びつくと言うけれど、
偶然、父の日に父を思い出す味を用意してくれたKENに
心の中でやるじゃん、と思ったのでした。



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