複雑さのパズル
20200620
人間は誰もが複雑だし、それぞれがそれぞれ、悩み考えてる。んだと思う。
側からみると、そんな悩みも思考もみえず、何かシンプルで優美にみえる相手や対象っているし、ある。
流れを自らつくり流れに身を任せるがごとく。特に成功してるように見える人に対して。そういうイメージでパッと思い浮かぶのはイチローのバッティング。
複雑な悩み、複雑な経験、複雑な思考。
それぞれの、いろんな具体性をもった複雑さが、抽象化されて、シンプルにみえることがある。
個々の複雑な事柄→抽象→シンプル、っていう過程を経ることなく、相対する人や作品、言葉をうけとめること。
乱暴にまとめてしまうと、急ぎ足で役に立つものとしてうけとめようとすることは、近道のフリした尋常でない遠回りな気がする。
焦らないでいいし、力ぬけばいいし、楽しめばいい。そうできる環境をどう整備するか。
そう思いはせる時に、そういう環境の外というか、その前提にすら立てないような問題が山積みあるんだよなあ、ってこともボンヤリ思う。貧困だったり紛争だったり。他にもいろいろあるんだと思う。
それぞれがそれぞれの問題の中心をブチ抜くこと、それがパズルみたいに組み合わされること。
そういう噛み合い方が群れで生きてる人間のしなやかさだと思うから、
ふらふらいろんなことを頭や心や体の片隅に留めておきながら、今日もやれることやります。
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