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温泉を社会

20201029

温泉に入った後の爽快感について思い巡らせていたら、社会や集団の中での僕にとっての心地よさも同じかもとなる。

温泉にしばらく浸かって、脱衣所にでる。ストレッチやら着替えやら、帰る準備をしている間に、体の内側がポカポカしてるのを感じる。

体の外側の、まわりの気温はすこしひやい。

その温度差が心地いい。 

僕は、暖房みたいに全体がポッポするようなところには、長居できない。全体の熱量が均一に高いところは気持ち悪くなる。

できるだけ、自分の内側の体感温度が高くなるように工夫する。足湯や湯たんぽ、鬱陶しくない程度の服を着込む。

個々の身体が独立して熱をもつ。
まわりの、全体の熱に同一化されずに。
全体の基準の温度とはそれぞれに違いが許されながら、内なる熱が静かにある。

僕の大好きな温泉は、僕が欲する社会のあり方「群れずに群れでセッションする」を体現してくれてる大先輩だったみたいです。

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