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ホウキと雑巾、あるいは掃除機

20200605

掃除機がキライだ。

部屋をきれいにするなら、ホウキと雑巾がいい。

別に機械が好きとか嫌いとかではない。掃除機はモノとしての存在感が大げさだし、なんだか野暮ったい。そう感じる。見た目のことではない。あと電源プラグをさして機器をコントロールする、その感じが重たい。

その点、ホウキも雑巾も、軽い。

自分の体の一部みたいに、サッサッサッとことが済む。それに体を動かすこととあいまって、部屋を満たしてる空気も動いて、変わっていく。

ミニマルとかナチュラルとか、ではなくて、身軽である。

それが僕にとっては重要な気がする。掃除に限った話ではない。

モノゴトの初動にできるだけ工程が少ないことだったり、体と道具一つとの間で関係がはじまること。

そんなことが自分にとっては大事なのかなと思う。

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