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自己肯定感激低でも内定を取れた私が伝えたい3つのこと

先日、ある企業から初内定を頂きました。
志望度はあんまり高くないので就活はまだまだ続けますが、とりあえず「社会的地位のあるイチ企業に自社に欲しい人材と認定された」という事実をスルメのようにこれでもかと噛み締めています。私みたいな無能人間でも内定を取れたんだ…。私ちゃんとやれたんだ…、と。これでやっとスタートダッシュ、という感じですがとても嬉しいです。

さて、
4月も中頃。25卒やもしかしたら26卒の方は進級して、心新たにこれから就活に身を投じられる方が多いのではないかと思います。
とりあえず一つ内定をいただけて話の信憑性も増せたかなと思うので、就活はじめの時に知っておきたかったな…。とか、これやっておいてよかったな…。とか思ったことを絞りに絞って3つ、伝えたいなと思います。
長い戦いになります。そのための一つの準備として目を通し、ご自身の就活に活かして頂ければ幸いです。
では、始めていきます。


□戦うフィールドはみんな違う。周りを気にしない!

1つ目はこちら。これ、とっても大切です。みんな十把一絡げにすれば同じ「就活生」ですが、一人ひとりを取り巻く環境や学歴、志望する企業はみんな違うのです。
就活を始めてまず最初に悩むのは、「やりたいことを決める」ことと「ガクチカ・自己PRを作ること」だと思います。

まず前者から。昔から夢を持っていたり、学校の専攻を活かそうとするのであれば早い段階で就活軸が定まっており、企業探しなど行動はどんどん進んで行きます。じゃあ、やりたいことがない人は?自分が何をしたいのかわからない…。そうこうしているうちに周りはどんどんやりたいことを決めてインターンに申し込んだりしている…。そんな風に悩んでしまうかもしれません。
でも、やりたいことが最初から決まっている人なんて、稀です。私も最初は全然決まってなかった!大丈夫です。じっくり自分を見つめ直したり、本を読んでみたり。自分なりに焦らず色々なことをしてみるといいです。焦ってなんとなくやりたいことを決めた気になってしまうと、本当にこれがやりたかったのかな…?と企業探しをやり直したりしてしまうことがあるので、自分のペースで進むことが大切なのではないかな、と思います。思い切って今まで見てこなかった業界の説明会を受けてみたりインターンに参加してみたりしても、視野が広がりますよ。立ち止まらず、行動してみることが大切です。

さて、後者。インターン等に参加するためにガクチカや自己PRを書こうとして、とりあえずネットで「受かった文章」ってどんなもんか調べてみる。すると、バイトリーダーやってたり、留学経験語ってたり、企業の長期インターンで成果上げてたり…。どうしよう、そんなけったいなことやってない…!と、焦ってしまうかもしれません。
大丈夫。そんなことやってる人の方が少ないです。
もちろん、インパクトのある経験を持つ人は注目されがちですが、普段の学校生活やバイト・サークル経験の話だって十分武器になります。みんな、似通った、それぞれの武器で戦っています。優秀な人間の優秀なエピソードに負い目を感じるのではなく、自分が持ちうる最大のエピソードを探すこと、もしくは今から作ることに専念するべきです。私だってへにゃっへにゃのガクチカと自己PRですが、どうにか戦えています。大切なのは身の丈に合わない武器を見て辟易することより、自分に合った武器をギリギリまで磨きあげることなのではないかなと思います。自分のエピソードに自信がないからといってあることないこと言ってしまわないよう、自分とよくよく向き合って進んでいきましょう。

就活後半戦でも、自分と他人を分けて考え動くことはさらに大切になってきます。
選考が始まる秋冬になれば、「n社内定取りました!」だったり、「〇月なのにまだ内定ない…」だったり、周りの言葉で不安になることもあると思います。そのまま就活へのモチベーションをなくしてしまうことも。
ですが、志望業界、志望する企業の規模が違えば、選考の時期やスピードが違うのはあたりまえです。周りで内定報告がたくさん上がっているからといって焦る必要はないのです。あと、SNSだと良い報告ばかりが目立ちますが、SNS使ってる人なんてほんの一部です。悪い報告が少なくて相対的に多く見えるだけだったりもします。
他人は他人。自分は自分の就活を頑張るのだと割り切る気持ちがどのタイミングでも大切になってくると思います。
同様に、自分の学歴や能力をいち早く知り、自分がどの次元の就活生なのかを把握することも重要です。やっておけば、自分と違う次元の話にアレコレ悩まされることもなくなりますよ。自分を強く持つことが、大切です。

□ネット上の「強い言葉」は信じるな!

2つ目はこちら。みなさん、就活を始めてまず何をされるでしょうか?就活は情報戦とよく言われますし、高名な就活情報アプリをインストールしたり、SNSでアカウントを作って情報集めをしたりするのではないかな、と思います。私自身がそうでした。そんな中、やっぱりいい企業に入社したいですし、内定するための情報を発信しているアカウントをフォローしたり、ネットでパパっと「優良・ホワイト企業への入り方」みたいなものを調べるのではないかな、と思います。「絶対内定取れる〇〇の仕方」とか、「〇〇やったらヤバい」とか、「まだ〇〇してないの?」とかっていう見出しの。
これ釣りです。役に立ちません。
インスタグラムだったり、ネット記事だったりは、初見で人を釣るために「絶対」とか「ヤバい」とか「これだけはやっとけ/やめとけ」とか、強い言葉を使って興味を持たせたり、不安を煽ってきたりします。そういうものは大抵タイトルに比べて役に立たない内容であることが多いです。もちろん、全く役に立たないとは言いませんが…。あんまり参考にならないと思います。
なぜかというと、大抵そういうものを書いている人は就活支援サービスをする企業であったりするからです。記事を読んで不安になって、自社のシステムに登録して欲しいのです。だからちょっとレベルの高い就活生が書くようなことを書いて「このレベルじゃないとヤバい!」って言ったり、「大手有名企業に内定した自己PRを読むならこのサイトに登録してね!」とか言うわけです。内容だって、本当に内定した人のものなのかはよくわかりません。
だから、こういったものは話半分で見て、信じすぎないことが大切です。むやみにサイトに登録したり、お金を払う必要もありません。その内容に自分が当てはまるかどうかもよくわからないのに不安をただ煽ってくるものを信じきる必要はありません。自分がなるほど!と納得できるもの、自分にとって本当に役に立ちそうなものかを一度立ち止まって考えて受け入れることが大切です。

もちろん、このnoteだって話半分で読んでくださいね?私がこうだったからといって、これを読んでいるあなたの状況にもまるっきり当てはまるとは限りません。逆に、私みたいな自己肯定感激低の人には役に立つかも…笑 情報の取捨選択能力は、早い段階から身につけておくと損はしないのではないかなと思います。


□頼れる仲間を作っておこう!でも依存しない!

就活は大変です。苦しいです。もうやめてしまいたいって思うこと、これから何度もあると思います。そんなときに就活の面から、生活の面から支えてくれる仲間を持つことが、とっても大切だと思いました。私なんて自己肯定感激低なので、何度も何度も私に何かが為せるはずがない、やれることなんてない、と挫けてしまうことがありました。そんな時、生活の面から友人に助けて貰いましたし、これから何をすればいいのかわからない、これでいいのかわからない、と就活に悩んでいたときはエージェントさんやメンターさんにアドバイスを頂き支えて貰いました。

友人!大切です。一緒に就活を頑張っている友人がいるのなら、定期的に報告会をして刺激しあったり、エントリーシート添削など互いに助け合うとすごく勇気を貰うことが出来るんじゃないかなと思います。特にエントリーシートなどの提出物や面接の様子など、自分の視点だけではよくわからないことは互いにアドバイスし合うことが大切です。人間一人の視野なんて、激狭です。意見を言われて「そうか!」って思える瞬間、私にもたくさんありました。
一人ではハードルが高いインターンや説明会も、友人と一緒ならへっちゃらかもしれません。是非に助け合ってください。でも、あんまり頼りにしすぎると相手の進みが早い時に自分のペースを崩してしまったりもするので、程々に。
私は周りの人は院進ばかりであまり就活の話ができる友人はいなかったので、就活支援サイトに登録してエージェントさんやメンターさんを利用しました。
ただ、無料で利用できる分、あちら側も紹介料を貰ったり口コミで利用者を増やすために、たまに自分の意に沿わないことをしてきたりします。全然興味のない企業をあなたに合っていますよ!と言って紹介してきたり、イベントをたくさん勧めてきたり。また、その人の経験した「就活」が自分が今している「就活」とズレている場合もあります。業界だったり、職種だったり、年代だったり。そういう時は、就活体験談を聞いてもあまり参考にならないこともあります。なので、適切に「利用」することが大切です。言うことを全てを受け入れないようにしましょう。ES添削や面談は(仕事なので)友人よりも気軽にやってくれるので、ちょっとした不安の解消には最適ですよ。

あとちょっと注意点。人によりはするのですが、親に就活の相談はしないほうがよいと思います。
親の時代と今の時代は違いますし、就活の常識もちょっとずつ違います。ブラック企業なんかに就職して心身ともに疲労しないように、極論「公務員」を勧めてきたり…。私も随分母と衝突しました。心配から言ってることはわかっているのですが、なかなかエントリーシートが通らなかったり、うまくいかないことが多くて余裕が無いときは心に深く刺さってきたりもします。親には適度に話して、適度に話を流しましょう。



□おわりに

伝えたい3つのこと、全て説明してみました。もう一度まとめますね。

□戦うフィールドはみんな違う。周りを気にしない!
□ネット上の「強い言葉」は信じるな!
□頼れる仲間を作っておこう!でも依存しない!

でした。まだまだ伝えたいことはたくさんありますが、とりあえずこの3つを心に抱いて進んでみるといいのかな、と思います。
私が去年の今時期、就活を始めたばっかりの頃はコロナ禍でやってきたことはすごく少なかったし、まだ院進と悩んでいたのもあってすごく未来が不安でした。このnoteで少しでもあなたの不安を削いで、ちょっとでも希望を持たせることが出来ていたらいいな、と思います。私もまだまだ、戦っている途中なんですけどね!未来が素敵なものになりますよう、応援しています。

さて、そろそろ終わろうかなと思います。何かご意見ご感想等あれば、気軽にコメントしていただけると嬉しいです。このnoteがみなさんの戦いの一助となれば幸いです。
それではこれにて。お粗末さまでした!

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