もうアップルの言いなりになんてならないんだから!

現状スマホアプリという形式でゲームを出そうと思えば、アップルやグーグルの審査を受ける必要がある。
審査した結果、そぐわないと判断されれば無常にも公開することはできない。
これはすでに運営中のゲームがアップデートをかけるときも同様である。

例えば日本のゲーム会社なんかだとよく文化、慣習の違いから
「このキャラクターえっちすぎなのでダメです」
「これは下着ではなくて水着なんですよ」
「じゃあOKです」
みたいなやりとりをしてますね。
上記のように言い方でなんとかなることもあれば、前にOKって言ってたのに突然ダメって言われる不条理もあったりする。


その状況を打破しようとしている会社があるらしい。(いや、別にえっちなキャラクターを救いたいとかそういう動機ではないとおもいますが)


アップストアなどを介さずアプリをダウンロードできる仕組みを模索してるとのこと。

そこでArtieのプラットフォームでは、モバイルゲームをアプリをインストールせずに、ブラウザーやネット上の共有リンクからプレイすることができる

ブラウザ経由を想定しているみたい。
これ、実は国内でも頑張ってるトコあるんですよね。


一つはenza。

バンダイナムコの子会社が運営していて、アイドルマスターシャイニーカラーズ通称シャニマスなんかが遊べたりします。
シャニマスはアプリ版も出てるんですが、課金をするのであればブラウザ版に切り替えて行うのが何かとお得だったりします。


もう一つこちらのほうが知名度は上か?DMM。

元々、艦これやお城プロジェクトなどのブラウザゲーム配信が主だったが、徐々にスマホアプリのブラウザ版が増えてきている。
最近話題のウマ娘も対応予定ですね。


これらの、アプリでも出てるがブラウザ版もあるものは、大体データ連携が可能で、外ではアプリで遊び、家ではPCブラウザで遊ぶなんてこともできたりする。

今後このようにアプリ版、ブラウザ版と並列して展開されていった時、冒頭の例で上げたような事態になった場合、アプリ版だけ規制されるとかあるかもしれない。

さらにゲームの開発会社からすると、有無を言わさず売上の30%天引きの状況が、こうやって複数プラットフォームが生まれ、選択肢がでることで交渉の余地が出てくるかも知れない。

などなど。
さて、アップルの言いなりにならずに済む未来は訪れるのだろうか?
あなたの課金はこの状況の投票券になっているかもしれないよ。

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