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noteの書き始めはこのタイミングで

夢の時間が終わってしまった。

東京カメラ部2022写真展。
渋谷ヒカリエにて行われる、私たちにとって待ち焦がれた舞台。
今回はオフラインとして3年ぶりの開催とあって、リアルな対面で久々に多くの仲間たちと再会できました。

一番に感じたこと。
3年の経過とともに新たな世代が躍動し、出展者において「写真をする」という一つの“事”が、大きく変化してきたということ。
大きな可能性を秘めた若者たちが、溢れるパワーで会場に立つ姿に、今後への大きな期待と希望を感じずにはいられませんでした。

ただ、一つ先輩として言わせていただけるなら、ここを「ゴール」にしてほしくはないということ。
10選という称号は、単なる通過点であり、その称号を生かすのは自身の今後の活動に大きく左右されることを理解してほしいとは思います。
先頭をきって走っている人たちはみなそう。
別所さんも、井上さんも、半田さんも、黒田さんも、浅岡さんもetc.
もちろん、今の東京カメラ部で10選になるということは簡単なことではないでしょう。
そこを目標に頑張ってきた人たちにとって、その達成感でホッと息が抜けてしまうこともあるかもしれません。
ただ、そんな名誉を次に生かせば、皆さんの頑張ってきたことをさらに大きなステージで発揮することができる。
個人的には、ここを「スタート」として意識し、ここを起点に自分がどうなりたいか、何をしたいかを冷静にしっかりと考えてほしいとは思います。
それだけ僕たちの時に比べ、遥かにレベルアップした作品がこの会場に展示されていたことを実感できたからに他なりません。
今回、半田さんがトークショーのステージでも言っていました。
「井上さんに言われた一言が大きい。今のこの波に乗るか乗らないか。乗るなら今すぐ動く必要があると」。
そうした状況をうまく利用し、この後の活動にどう飛躍させていくか。
そこには本人の中での覚悟が必要だと、私自身も強く思っています。
ぜひ新たな10選の皆さんには、そんなことを頭の片隅においてほしいなと。

そんななか、自分の新たな役割となるのが、「写真」という産業の新たなマーケットの確立。
仕事にするとなった時、そういう憧れを抱いた若者たちが夢をあきらめず、そこの世界に希望を見出し飛び込んでいける環境を作ることが、私自身の一番のミッションかと考えています。

すでに大きく動き始めていることもあり、今は携わらせていただく自治体や国の事業においてしっかりと結果を出し、「写真」と地域づくり・活性化という関係において、その重要性を示していくことが大切であり、その先に、官民とでしっかりコミュニケーションをとり、これまでなかった新たなカメラ市場を生み出せればとその目的をはっきりさせているところです。

まだまだ今は絵空事になってしまいますが、ほんの少しでもそれが現実になるべく、別所さんとも、井上さんともそんな話で盛り上がりながら、ゆくゆくは企業やメーカーなどとも連携し、本気でそのことを形にしていければと強く心に誓っております。
ある意味、私の人生をかけた最後の大勝負、みたいなw

私が全国で活動するきっかけとなった写真展の終わり。
そんなタイミングで、noteを本格的に始めようかと。
自らが思う地域活性化の現実。
現場で感じたその矛盾や疑問、そしてそこで感じる喜怒哀楽なんかを綴っていければと思っています。

最後になりますが。
こんな夢のステージを用意いただいた東京カメラ部の皆様に、改めて感謝を申し上げます。
皆さんのお気持ちに応えられるよう、個人的にはその活動にてしっかりと返していければと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。
東京カメラ部バンザイ!!!

Photo by 別所隆弘氏

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