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#8 【宰相への道】負け惜しみの哲学

「俺は東大落ちだから。」
「東大は5点差で落ちたけど、慶應は受かったから。」

マウントでこれらを使うのは気持ち悪い。

〇〇落ちを名乗りマウントをとるのは本当に情けないことだ。
しかし、自己弁護や、聞かれたことに答えただけの場合は除く。
「どこ落ち?」や「何点差落ち?」「他にどこ受かった?」と聞かれてもいないのにマウントの道具として使うことが、犯罪的愚行なのだ。

他にも、過去を引っ張ってきてマウントをとる人間は気持ち悪い。
「〇〇中高だったけど落ちぶれて‪✕‬‪✕‬に入学しちゃった」という発言を何度か聞いた事があるが、トリハダがたつほど気持ちが悪かった。

これらに共通する要素を探ってみると

・聞かれてもいないこと
・自分がハズレ値だと周囲に認めさせたいという願望の存在(要するに、「俺はお前らとは違う」と言うこと。)

を見つけた。

クラスメイトに「東大2.7444点差落ちで、俺はお前らとは違う」と言いたいという衝動に駆られることもあることは、ごく稀にある。
しかし、負けを誇ることによって得られるものは、周囲からの哀れみ以外に無い。

謙虚に、私は、東京大学法学部を目指す。


ーーここからは本編と関係ありませんーー
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