
ストーリー消費の時代に欠かせない「ヒーローズジャーニー」の作り方①
こんにちは!噂の微少女マーケターなな🌶です。
突然ですが、あなたはビジネス用のプロフィールをしっかり作っていますか??
単なる自己紹介だけなら、ブログ記事で書いている人も多いかもしれません。
でも、お客さんの心を動かして、商品を買いたい気持ちにさせるプロフィールを書けている人はほとんどいないと思います。
そこで今回は、プロフィールを聞いただけで商品が買いたくなる、「ヒーローズジャーニー」というテクニックについてお伝えしていこうと思います!!
■これからはストーリー消費の時代!!
ヒーローズジャーニーってそもそも何?って言う人向けに紹介すると、ヒーローズジャーニーというのはいわゆるストーリーのことです。
ビジネスではストーリーが非常に大事で、セールスやマーケティングの知識と同じくらい、ストーリーテリングが成功に不可欠なんです!!
なぜストーリーが大事なのかというと、これまでの時代では
コンテンツ消費・もの消費
だったところが、これからの時代は
ストーリー消費
になっていくからです!!
◎「いいものを作れば売れる」という時代は過去のものに
昔は、いいものを作っておけば売れる時代でした。
たとえば洗濯機を出したら売れる、冷蔵庫を出したら売れる、という状態ですね。
でも、今の時代には国内メーカーの商品はもちろん、海外製の安価な商品も非常に高い品質になっていますよね??
つまり、質の高さで勝負しようとしても商品は売れない。
昔は洗濯機も冷蔵庫も画期的な商品だったので、ただ作って販売すれば売れていました。
でも、今や洗濯機も冷蔵庫もどこの家庭にもあるのが当たり前になっているので、ライバルのメーカーと差別化しないと、売れない時代になっているんですね。
◎今からコーチングを始めても、売れない
これは私たちのビジネスでも同じで、たとえばネットの世界にはコーチ・コンサルを手掛けている人は山ほどいます。
単にコーチングやコンサルティングの勉強をしただけでは、お客さんには選んでもらえないんですね。
そこでどうしたらいいのかというと、自分のストーリーを語ることで「あなたから書いたいです!」とお客さんに思ってもらうことがポイント。
◎ストーリーに共感してもらおう!
今からコーチングのビジネスを始めても、「そんな手法あったんだ!画期的だね!」と思ってもらうことはできませんよね??
その代わりに、自分の生い立ちとか価値観を伝えて、ストーリーに共感してもらうことで、商品を買ってもらわないといけないんです!!
■人は感情が記憶に結びつく
たとえば花の名前を覚えようとしても、図鑑を開いて花の写真を見て、名前を記憶しようとしても覚えられませんよね?
でも、仮に好きな人とのデート中に「この花、きれいだね」というロマンチックな会話があったら、花の名前を一生覚えていられると思いませんか??
感情が強ければ強いほど、人の記憶というのは強くなります。
受験勉強でやったことはほとんど覚えていないのに、小さな頃に家族で遊びに行った思い出をよく覚えているのは、感情が伴っていたから。
教科書や参考書、ビジネス書の内容を覚えていない人は多いと思いますが、小説やドラマ、アニメの内容はよく覚えていたりしますよね??
このように、強い感情を生み出して記憶に結びつくのが、ストーリーの力なんです!!
◎古代ギリシャから受け継がれてきたヒーローズジャーニー
ストーリーを使ったヒーローズジャーニーは、古代ギリシャの時代から受け継がれてきたテクニックでもあります。
「ギリシャ神話」という言葉を聞いたことがある人もいると思うんですけど、この神話を語る上で使われた表現方法が、ヒーローズジャーニーなんですね。
非常に歴史が長く、人々の間で長く受け継がれてきた語り方なので、人を動かす効果も非常に強い。
今では人心掌握術の1つとしても使われています。
最近の作品では、『スターウォーズ』や『ワンピース』のストーリーにも使われていることで有名なんです!
◎『千と千尋の神隠し』をイメージしよう
もっとわかりやすい作品で言うと、『千と千尋の神隠し』でもヒーローズジャーニーが使われていますね!
冒頭で主人公の千尋が異世界に迷い込んでしまって、元の世界に帰れなくなってしまったところでハクという大きな味方に出会います。
生活するために油屋で働かなければならなくなって、湯婆婆からは名前を奪われてしまいました。
でも、あるときドロドロになった神様をきれいにしてあげたことで、不思議な団子とたくさんの砂金をもらえて、油屋の人たちにも一目置かれるようになる…。
このように、非日常の世界に入り込んで、敵に出会ってピンチに陥るけど、仲間の手助けのおかげでなんとか敵を倒し、普段の日常に帰ってくる…のようなストーリーは、さまざまな作品でも使われていますよね?
『千と千尋の神隠し』の中でも、ピンチに出会って乗り越え、またピンチに出会って乗り越えて…を繰り返しながら物語が進んでいきます。
こうしたストーリーが、人々の記憶に残りやすくて長く受け継がれていくようなヒーローズジャーニーなのです!!
■ (株)SYKでも、ヒーローズジャーニーを使っています!
たとえば、(株)SYK代表取締役の喜多野さんのプロフィールにも、ヒーローズジャーニーが使われています。
まだ読んだことがない方は、ぜひチェックしてみてください♪
◎進研ゼミのマンガも、ヒーローズジャーニー
子どもの頃「進研ゼミ」のパンフレットが届いたとき、マンガだけは欠かさず読んでいた…みたいな人っていませんか??
お子さんがいる方なら、自分の子どもがまさに同じように進研ゼミのマンガが大好きということもあるかもしれませんね。
進研ゼミで使われているマンガも、ヒーローズジャーニーが効果的に使われている例です!
◎ヒーローズジャーニーを書くための12ステップ
ここまで聞くとなんだか難しそうに思えるかもしれませんが、ヒーローズジャーニーの作り方にはテンプレートがあるので、その通りに書けばOKです!
具体的な神話の法則について紹介すると、次の12ステップから成り立っています。
1.日常の世界
2.冒険への誘い
3.冒険への拒絶
4.メンターとの出会い
5.第一関門
6.試練・仲間・敵対者
7.最も危険な場所への接近
8.最大の試練
9.報酬
10.帰路
11.復活
12.宝を持っての帰還
でも、私たちがヒーローズジャーニーを考えてプロフィールを作るときには、ここまで考える必要はありません。
もっと簡略化して使いやすいようにしたテンプレートがあるので、それを実践すれば大丈夫!!
おわりに
具体的なヒーローズジャーニーのテンプレートを少し紹介しますと、次の5つのステップから成り立っています。
●ステップ1:現在の実績
●ステップ2:ビジネスを始めたきっかけ
●ステップ3:辛かった思い出
●ステップ4:メンターとの出会い
●ステップ5:今の自分の思い
それぞれのステップで具体的にどんなことを書いたらいいのかは、次回のnoteでお伝えしていきますね!!
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