【再定義シリーズ】 感応について その3 静かなる場所の発見

【静かなる場所の発見】

この世の中はだいたい空。空という場所と、そうじゃない場所がある、とわかってしまうと、その「空」と「空じゃない場所」の境界線を大切にしたくなります。
最初、陰陽マークの陰陽の境界線こそが私の場所、と思った程度でしたが、徐々にそこに
身体性が生まれ、境界線の中にも「身体を持つ私」が見えてきました。
これがこれまで探ってきた身体感覚の成果でしょう。感度を上げてきた事で小さくなれました。

そこは外からの力が入り込まない場所。頑丈なドームに守られているような安心できる場所です。
外にはいろいろなトラブル、動きは見えるのです。外にいる者には自由に過ごしてもらっていい、ただ、こちらには入ってくるなよ、と。そんな気持ちになっていきます。
この時、入らせないために頑張らなきゃ、と思うと、それもストレスですが、何もしなくても、守ってくれていて、今の居場所を失わない、そんな気持ちになれるのが、空と空に挟まれた空じゃない場所です。

感応と世界観を合わせて話をしているのは、身体感覚の感応は、この空じゃない場所から、空へとはみ出した時に生まれるものだ、とわかったからです。

「感応とは安心できる場所を出た時に生まれるもの」

今の時点の定義はこんな感じ。この「安心できる場所」をどれだけリアルに感じられるかがカギになりそうです。
私の安心できる場所は、空と空に挟まれた「隙間」であり、その隙間は決してなくならず、どれだけ空に押さえつけられても大丈夫、な感じです。
小さくなればなるほど、窮屈ですが、外からの刺激に対して、こちらが反射的に動かなければ、安全な場所は必ず、残り続けます。

他者との間で写る身体感覚を求めてしまうと、そこには必ず、衝突が必要です。それは安心できる場所からはみ出していく事。
感応を磨いていく事で、安全な場所の存在に気づく事が出来なくなっていた!そんな反省を思い、今、言葉にしています。

【つくば稽古予定】参加受付中


9/11 つくば稽古
つくば稽古では、主に「怪我の功名」について、詳しくお伝えしたい思います。座骨と心臓、そして、そこから胎児の感覚、魂の感覚、もう大変です(笑)。気楽に、興味本位でご参加ください。
詳しくはウェブサイトでご確認ください。
申込、詳細はこちらのページから

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?