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あなたは世界のなかに 世界はあなたのなかに

本日の最高気温36度予報の神奈川県。
チラっと室温計を見たら
37度 ありました( ̄▽ ̄;)

日本の夏はどこまで気温が上がり続けるのでしょうか・・・


こんばんは YOです。

今日は
フリーペーパーのSALUS7月号の 【宇宙のカケラ】 
理学博士・佐治晴夫さんの記事をご紹介します。

先月6月も記事にさせていただきましたね。

今号で連載100回目だそうです!(おめでとうございます♪)

毎回私には少し難解な表現もあり、記事にする時にウンウンするのですが、気付きをいただく事が多く、脳の使っていない所が刺激を受けます。

今回は
・知識が増えることは知らないことも増える
・私たちは宇宙進化の途上でつくられた産物
という大きく2つのことについてお伝えしていきます。

・知識が増えることは知らないことも増える

知識の量を半径Rの球体の体積【(4πR³)/3】 だとすれば、
未知の領域の大きさは、その球体の表面積【4πR²】 になります。

SALUS7月号 宇宙のカケラより抜粋

π?R²?数学?なんのこっちゃ?な私のような人の為に
その続きがありました。
原文そのままだと、私には難しかったので要約してみました。

知識の量が増える=球体の半径Rが2倍 

知識の量(球体の体積)=Rの3乗に比例→8倍

未知の領域(球体の表面積)=半径Rの2乗に比例→4倍

つまり、知識が増えれば知らないことが増え
知識は知らないことに‟触れて”いる と言えるそうです。

また、ドイツの詩人ノヴァリースの詩 

すべての見えるものは
見えないものに
聞こえるものは聞こえないものに
感じられるものは
感じられないものにさわっている。
おそらく、考えられるものは
考えられないものに
さわっているのだろう。

この詩から、先生は下記のように考察されています。

・広い帯域にまたがる光(電磁波)のなかで、見ることができる可視光は、ほんのわずかな領域の光だけ。
・耳に聞こえる音も限られている。
・他者の心などのなおさらのこと、自分の心の在りかさえはっきりしない。

人生とは夢と現実の境を振り子のように行ったり来たりしながら、
ぼんやりとした異次元の‟おもかげ”を求めて旅しているようなもの
だと。。。

だからこそ、星を愛する人たちや天文学者たちも
また、望遠鏡ドームのスリットの間から見上げる星たちの瞬き
そのかすかな音に導かれて、宇宙巡礼の旅へと出立するのです。


・私たちは宇宙進化の途上でつくられた産物

なぜ上記のようなことが言えるのでしょうか?
それは・・・

私たちは、今から138億年のはるかな昔、かぎりなく熱くまばゆく輝く一粒の光から生まれた宇宙の残り火、その残光の電波の中に浸っている。
             ⇩
その残光は、一昔前のテレビの放送終了後のザーッという雑音とともに明滅していた白黒の斑模様の中に含まれている。
             ⇩
その残光には、わずかな‟ゆらぎ”があり、それこそが銀河をつくり、地球をつくり、ひとをつくった原初のきっかけだった。

佐治先生の文を要約

つまり、私たちは、
紛れもなく宇宙進化の途上で、宇宙によってつくられた産物だと。。

何て壮大! 自分の想像のはるか斜め上をいく現実なんだろう✨ 

と私は思いました。

また、先生は

その被造物の私たちが、つくり主の宇宙について想いを巡らし始めているなんて不思議です。

まるで自分自身を見ることができない宇宙が、あたかも自分を見るための目として、私たちの知性を生み出したかのようです。

真の平和が訪れるためには
世界中の人たちが、自分たちは分け隔てなく‟宇宙のカケラ”としての存在であることに気づくこと
・互いの尊厳を認め合い、許し合うことで復讐の連鎖を断ち切ること
だと仰っています。


そして
この世界は、カケラという部分のなかに、全体が投影されているフラクタル構造だから

とあった結びの文章。

フラクタルって何?? と、調べてみると
科学の用語で、全体と一部分が相似な図形のことを言うそうです。
例えば
・空に浮かぶ入道雲
・六角形の雪の結晶、
・巻貝やタコの足
など、自然界で多くみられるようですが、実は人間のからだ
・肺や血管構造、神経回路
などにもみられるようです。


全体と部分は調和し、全体の中に部分があり、部分の中にまた全体がある。
これがこの世界の本質。

小難しいことは良く分からないけれど(ごめんなさい)
宇宙の進化の途上でつくられた産物の私たち人間は、特別な存在ではなく
宇宙のカケラ、その誇りを持って生きていきたいな と思わせていただいた
YOでした。


皆さんはいかがでしょうか?


YO

#宇宙のカケラ

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