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【不安になる人へ】〜あなたを縛るのはあなた〜

先日おカラダを診ている方とのやりとりの一部を。


彼女はカラダの不調があり
外出が怖くなったり
自分の事をダメなんじゃないか。
と思い込んでいました。


カラダを診ると
緊張感が高く内臓機能は低下
頭蓋もとても大きく歪んでいました。
そして深呼吸をすると苦しくなるそう。

施術をして日を空けて様子を見る。
不安に思う疑問や質問はいつでもしてください。
とお伝えしてたので何度か質問が来て
やりとりを数回繰り返す。


そして
3回ほど診た時点でカラダがだいぶ改善。
歪みもさほどキツくなく
内臓機能もしっかりしていた。

生活してく中でも最初に訴えていた動悸や
睡眠障害や食欲は改善していた。


けれど彼女の不安は消えない。



施術のたび彼女と話していて思っていたこと。
それは彼女自身が考えて生み出す不安。




不安は脳科学的にも
生物として生存するために
リスクを考え不安になるのは
至極真っ当な事だと言われている。

んだけど
その不安により身体的不調まで出ている。



そして
深刻そうに彼女は伝えてくれました。



「今年子供の卒園式があるんだけど
じっとしているのがとても苦手で
上手く出来るかずっと不安で。」と


そうなんだよね。
彼女はいろんな事に不安になって
ギュッと固くなりそして冷えていく。
さらにそこから不健康になってしまうんじゃないか
とさらに不安を煽っていく。

もうずーーーーっと不安。



でもわたし
彼女の深刻な告白に笑みが漏れた。
いつも真面目なように振る舞っている彼女の
とても可愛い一面だったから。


そして疑問が。
どうして、それで不安なのか。


すると彼女は
「みんなちゃんとしているし、
そうしなきゃイケナイのに出来ない。」
だからその日まで緊張が続いてしまうそう。


「そっか、とても素直に
見えているものを受け取って
真面目それを行おうとしてる良い子なんだね。」


みんな見えている表面じゃ分からない事なんて
いっぱいある。

みんな卒園式でずっと思い出に浸って
ずっと集中している人ばかりじゃない。



彼女の不安材料である
じっとしていられない事は
誰も傷つけないし
病になるわけでもない。

ただただ
【式の間しっとしていられない人】
が彼女なだけで
悪いなんて事は一つもない。

むしろ
卒園式じっとしていられないんだ〜♫
なんて人がいたら
わたしはお友達になりたい。



この話は一例だけども
不安になる人の多くは
こうじゃなきゃダメ。
と思い込みが多いように感じる。

それで難なく
理想像になれるなら良いんだけど、
自分自身と違うならば
理想と現実がどんどん乖離し
上手く出来ない自分にさらに不安になってしまう。

こうなってくると
病の芽が出始める。




わたしなんて職業柄とても丁寧に暮らして
自分を律して生きている。ように見えるらしい。



全然そんな事ない。

朝だってすんなり起きない。
お布団が大好きだから
出来る限りお布団にいたい。
先に起きた夫に30分、長いと1時間かけて
起こしてもらう。
目が覚めてても起きない。
だってお布団が好きだから。


インプットする事が楽しすぎて
貪るように本を読んで具合い悪くなる事だってある。
だって楽しくてやめれなかったから。



もちろん
整体をする上で整体に影響の出るであろう事はしない。

でもそうじゃなければ
なんでも良いと思っている。
さらにオモロければ
最高に良いと思ってる。
側から見たらちゃんとしていなくたって。




どこの誰に言われた理想なのか
はたまた自分で勝手に作り上げた理想像なのか。

【こうじゃなきゃいけない理想像】

こうじゃなきゃイケナイなんて一つもないのに。
今あるあなたが、あなたであるだけ。


カラダだってさ全然完璧じゃなくて
脳の記憶なんてほとんど思い込みに変わるし
腎臓なんて四つ足時代のまま
宙ぶらりんなんだよ。
だから重力で下がってきちゃう。

完璧じゃなくたって愛おしい。
完璧じゃないからこそ愛おしい。

人はそれぞれ得意不得意があって
だからこそ魅力的なんだから。




ちなみに彼女には
「ちゃんとしている様に見えているお母様方。
お家ではお尻だしてるかもよ♫」
なんて吹き込んでおきました。

彼女は笑いながら
卒園式が楽しみになってきたと言っていた。

うんうん、笑っていたら
カラダもポカポカするよ。



触れるだけの優しい整体  カラダ組

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