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居場所ってどこにあるの?

劇団の公演まで1か月を切りました。
今回の演目のテーマは「居場所」です。
役者のセリフが耳に残り、居場所について思い巡らしています。

居場所、というと、まず思うのは、集団の中での自分。
今まで身を置いた場所を思い起こした時、それぞれの居場所の感じもまた、いろいろではないでしょうか。
そして、何がどう違うのでしょうか。

かつて自分のためにSE™(Somatic Experiencing®)のセッションを受けていた時のことです。
何かからっぽな感じがしました。
そのからっぽの中に身を置いてみると、子どもの頃、公園にあったお山の土管の中に入っていた時のことが思い浮かびました。
ヒンヤリして気持ちよくて、なんとも言えずくつろぐ感じ。
「居場所は外にあるんじゃなくて、身体にある」とはこういうことなのか。

このように、セッションの後や自分の調子がよい時に、苦手な場に行くと、いつもと違ってラクにいられることに気づくことはありませんか。
身体にくつろぐことができて、自分とつながった時に、まわりとのつながり方も違って感じられる。
そんなことを思いながら、仕事に、稽古に飛び回っています。